「アニ街コン」“潜入取材”レポート　オタク限定の街コンに喪女で腐女子なライターが行ってみた！

• ツイート
• 

なんだか良い感じなテーブルもありました。

　当たり前ですが187人の男性全員と出会えるわけではなく（笑）、私の場合は最初の3組、フリータイムでお店を巡って2組の合計10人＋待ち時間にすれ違った方数人とお話させて頂きました。といっても持ち時間は約20分！　とっても短いです。必然的にプロフィールの“好きな作品”から話に入ることが多かったので、思いの外この欄が重要になったという……。今回は男女とも『ラブライブ！』と『弱虫ペダル』を挙げる方が多かった印象です。幸い私は流行の作品トークで楽しめましたが、一方でマイナー作品好きの青年が申し訳なさそうに「すみません、メジャーなのわからなくて……」と言い出してキュンした一面もあったり（笑）。また『弱虫ペダル』から自転車を乗り始めたという男性に4人ほどお会いして、やっぱり自転車欲しくなるよね!!　オススメのチャリありますか!?　と盛り上がりつつ、愛車のメーカーを聞いて思わずキャラ名を連想する私。GIANT乗りの方が多くて、私もますます自転車が欲し……話が逸れた。

　そんな感じでグダグダっとオタクの世間話をし、なんとなーく連絡先を交換し、次の席へ。なお連絡先交換はLINEがほとんどなので、参加される方は絶対に!!!!!　LINEをスマホに入れておいた方が良いです。そして、このIDはどこで交換した人なのか人間あっさり忘れてしまうものなので、一言「xx店で○時ごろに会いました」と送っておくとベスト。多分、これがこの記事で唯一役立つネタです（笑）。

コスプレスタッフさんもいましたよ～！ ほむほむ～。

　色んな方とお会いしましたが、印象に残ったのはやっぱり話が盛り上がった人と、あと色んな意味でインパクトがある人でした。オタク以外に変わった趣味を持っていたり、面白いニックネームをプロフィールに書いている人だったり。そして、街コンであることを途中から忘れるくらい、あんまり恋愛（ハート）って感じの話はしませんでした。自己紹介と好きな作品語りとオタクあるあるネタ雑談みたいな感じで、同じ作品のファンはもちろん、好きな範囲が被らなくても何となく波長が同じなので話が持ちます。

　それと、パッと参加者を見渡した感じ、気軽な街コンだけあってみなさん普段街で遊ぶ時のようなファッションで、女性も男性もそれなりにしっかりした方が多かったです。アニ街コンですが、いわゆる“オタクっぽいオタク”はそんなにいないなぁ、という感想。ただしアキバならチェックシャツが正装！　ということで、わざわざチェックシャツを着てこられた面白い方はいました（笑）。そういえば、なぜかボーダーの服を着た男性がめっちゃ多かったです。今の秋葉原トレンドはボーダーなのか!?　あと“オタサーの姫”な感じの女性もいたり。

　年齢は男女とも25～35あたりに集中していて、ほぼ全員が会社員。話し方や行動もいわゆるオドオドコミュ障～という素振りはなく、やっぱり「恋愛したい！」って意識があるきちんとした方が集まるんだなぁと。話も盛り上げ上手いじり上手、クソコミュ障腐女子が必死でひり出す話題をうまくキャッチしてくださる方ばかりで、街コンでもなければ立体的な男性とこんなにいっぱい話すことなんてないかな～、きっかけは大事だなぁとしみじみ思うのでした。待て、逆に言えば街を普通に歩いているイケメンも実はオタクである可能性!?　　いや、ないな。やめよう。前提＝オタクがわかっているから、アニ街コンは最高なんだっ!!

 
• 前のページ
 
• 1
 
• 2
 
• 3
 
• 次のページ