ファンの不安を解消できるか? ホラーゲーム原作の実写映画化が花盛り【ざっくりニュース】

――毎日発表されたゲーム関連情報の中から、注目のネタをまとめてピックアップ。ざっくりわかる本日のゲームニュース!

1406_gamenws13.jpg映画青鬼公式サイトより。

 近年、マンガやライトノベルなどの実写映画化が(いい意味でも悪い意味でも)話題になる機会が多いが、ゲームの実写映画化も実は少なくない。しかし、フリーゲームの映画化はおそらく今回が初ではないだろか。

 ということで、まず今回紹介するのはニコニコ動画などの動画投稿サイトへ人気実況者による実況プレイ動画が投稿されたことで、一躍有名となり人気を博したnoprops氏制作のフリーホラーゲーム『青鬼』実写映画化のニュースだ。7月5日にヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国公開となる映画『青鬼』の予告編が、本日より公式サイト上で解禁された。

 その内容は、ゲーム画面とそのシーンを再現した映画の場面が交互に流れるほか、原作ゲームで青鬼に追われている時のBGMをアレンジした楽曲が流れるなど、原作へのリスペクト精神がひしひしと伝わる仕上がり。ゲーム本編の青鬼は基本的に無表情でプレイヤーに迫る怪物という描かれ方だったが、映画版の青鬼は凶暴性を露わにし、ときには主人公たちを嘲笑うような表情を見せるなど、ホラー映画らしいおぞましさが備わっている点に注目だ。

 Twitter上などでは、本作の主演にAKB48の入山杏奈を起用したことを不安視する声もあるが、予告編ではなかなか堂々とした演技を見せている。安易なゲーム実写化やアイドル起用に対するファンサイドの不信を跳ね返す内容になっているか、期待が募るばかりだ。

 一方、今年の4月に株式会社コーエーテクモゲームスの人気アドベンチャーホラーゲーム『零~zero~』シリーズの実写映画化が明らかになり大きな話題となったが、本日、映画の正式タイトルが『劇場版 零~ゼロ~』に決定し、公開日も9月26日として発表された。

 ただ、本作はゲームを直接映画化したものではなく、『多重人格探偵サイコ』『魍魎戦記MADARA』(共にKADOKAWA)などの原作者として知られる大塚英志が映画用に書き下ろした小説をベースに制作されている点に注目だ。田舎の学園寮を舞台に、主人公とそのクラスメイトが女子だけにかかる呪いや、学園で起きる神隠しの謎を解くオリジナルストーリーとなっている。

 主人公・アヤ役には中条あやみ。クラスメイト・ミチ役には森川葵というファッション誌「Seventeen」(集英社)専属モデルの二人を起用。公開されている場面写真を見ると、主役の2人からは『零~zero~』のヒロインらしい美しくも儚げな雰囲気が満点だ。

 独特の世界観を持つ原作ゲームが、どれだけ再現されているのだろうか。今後、公開されるであろう予告編にも期待したい。

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイトは以下より。
・ゲーム置き場 – noprops公式サイト(『青鬼』配布ページ)
http://mygames888.info/
・映画『青鬼』公式サイト
http://aooni-movie.com/
・映画『劇場版 零~ゼロ~』公式サイト
http://zero-movie.jp/

木島日記 上 (角川コミックス・エース 125-3)

木島日記 上 (角川コミックス・エース 125-3)

大塚英志作品では、これが一番好きです。

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