『ドラクエXI』の開発に、フィッシングサイトの警告…『ドラクエ』関連のニュースが話題に【ざっくりゲームニュース】

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――毎日発表されたゲーム関連情報の中から、注目のネタをまとめてピックアップ。ざっくりわかる本日のゲームニュース！

「漫学～Nちゃんねる（仮）SP」公式サイトより。

　株式会社スクウェア・エニックスの看板タイトルで、国民的RPGでもある『ドラゴンクエスト』シリーズ（以下、『ドラクエ』）。本シリーズの生みの親であるゲームデザイナー堀井雄二氏が、今年の4月27日に千葉・幕張メッセで開催されたイベント「ニコニコ超会議3」の壇上で、シリーズ最新作を開発中と匂わせる発言をしたが、昨日ついにシリーズ11作目『ドラクエXI』を開発中であることが明らかとなり、話題となっている。

　昨日放送されたFM西東京のラジオ番組「漫学～Nちゃんねる（仮）SP」にゲスト出演していた堀井氏は、『ドラクエ』シリーズに纏わるエピソードなどを披露した後、『ドラクエXI』の開発を進めていることを明言。これは、2016年に迎えるシリーズ30周年を見据えたものとのこと。また、「（『ドラクエXI』は）大きな画面でやりたい」とも語っており、据置き型ハード向けの開発ではないかと考えられている。

　今回の放送は6月17日の17時から再放送される予定で、同番組には次回も堀井氏がゲスト出演するとのこと。なおFM西東京のラジオ番組は、受信地域に住んでいない人も公式サイトやアプリ「TuneIn Radio」（iOS版/Android版）で聴くことが可能なので、昨日の放送を聴き逃がした人も要チェックだ！

　そんな嬉しいニュースが『ドラクエ』ファンを喜ばせる一方、昨日、MMORPGとして人気を博しているシリーズ最新作『ドラクエX』のプレイヤー専用サイトを騙ったフィッシングサイトが出現したことが、フィッシング対策協議会のニュースで明らかになっている。

　同サイトは現在でも稼働中とのこと。正規サイトのURLは「hiroba.dqx.jp」でログインページのURLは「secure.square-enix.com」だが、フィッシングサイトのURLは「hiroba-dqx.jp.●●●●.pw」と非常に紛らわしい。プレイヤーの方々は誤ってログインしないように気を付けよう。

　ときに『ドラクエ』といえば、キャラクターデザインをマンガ家の鳥山明氏が手がけていることでも有名だが、同氏の代表作品といえば、子供から大人まで未だに根強い人気を誇る『ドラゴンボール』だ。

『ドラゴンボール』が連載終了してから20年近くの年月が経ちながらも、今でも度々メディアミックスが行われ、昨年の3月には17年ぶりの劇場公開作品第18弾『ドラゴンボールZ 神と神』が公開されている。先月の22日には、このコーナーでも『ドラゴンボール』の新作ゲームのティザーサイトが公開されたことを取り上げたが、本日、株式会社バンダイナムコゲームスの公式Twitter（@bngi876）から新作ゲームのタイトルとPVが公開された。

　新作ゲームのタイトルは『ドラゴンボール ゼノバース』で、PlayStation4、PlayStation3、Xbox 360向けにリリースされるとのこと。PVには主人公・孫悟空のライバルであるべジータを始め、フリーザ、セル、純粋体の魔人ブウまで登場しており、本作ではサイヤ人編中期から魔人ブウ編まで描かれることは間違いないようだ。

　また、PV終盤では、前回の記事でも言及した謎のキャラクターが登場したものの、後ろ姿のみで相変わらず正体は不明のまま。登場シーンでは、PVのBGMが不穏な物に変わり「今、止まっていた歴史が…時を刻みだす…」と意味深な字幕が出たが、本作の重要人物なのだろうか？　謎は深まるばかりだ……。

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイトは以下より。
・「漫学～Nちゃんねる（仮）SP」 公式サイト
http://www.n-ch.net/
・スクウェア・エニックス（ドラゴンクエストX）をかたるフィッシング(2014/06/11)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/square_enix20140611.html
・『ドラゴンボール ゼノバース』公式サイト
http://dbx.bngames.net/