『美味しんぼ』騒動にゲーム業界決算比較…「はてブ」で話題のアニメ＆ゲーム情報をプレイバック！＠5月

編集部

2014.06.12

――2014年5月中、「はてなブックマーク」の「アニメとゲーム」カテゴリより、注目を集めた記事をピックアップ!!　はてブの“中の人”が解説します！

■「はてなブックマーク」とは？
ソーシャルブックマークサービスの最大手。ネットで話題となっているWebページや、他のユーザーが興味を持つ話題をチェックできる。気になる情報をTwitterやFacebookでも共有可能。iPhone/iPadアプリ、Androidアプリがある。
http://b.hatena.ne.jp/

【2014年5月「アニメとゲーム」カテゴリ・ランキング】
http://b.hatena.ne.jp/ranking/monthly/201405/game

　5月前半にはマンガ『美味しんぼ』での放射線と鼻血の描写をめぐる騒動、5月下旬には「角川書店」などを抱えるKADOKAWAとニコニコ動画を運営するドワンゴの経営統合発表があり、「アニメとゲーム」カテゴリでもこの大きな2つの話題をめぐる記事がブックマークを集めました。特に『美味しんぼ』関連では、小学館や福島県、双葉町など当事者の声明、ブロガーの感想などさまざまな記事が登場。5月19日発売の「ビッグコミックスピリッツ」で連載が一区切りするまで、はてなブックマークで連日話題となりました。

■“綿密な取材”は“綿密”ではなかった!?

記事タイトル：週刊ビッグコミックスピリッツ「美味しんぼ」に関する本県の対応について – 福島県ホームページ
記事URL：http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010d/20140512.html
エントリーページURL：http://b.hatena.ne.jp/entry/194703750
タグ：社会、漫画、これはひどい
ブックマーク数：542 users

「ビッグコミックスピリッツ」（小学館）で連載中のマンガ『美味しんぼ』の「福島の真実編」で描かれた、福島の取材後に主人公たちが鼻血を出すなどのシーンが、風評被害を助長するとして批判を受けました。石原伸晃環境相も会見で言及する事態に。同誌編集部は鼻血の原因を被ばくと断定するような描写について「綿密な取材に基づくもの」と説明し、福島県はそれに対する抗議文を掲載しました。抗議文で公開された小学館からの取材事項が、騒動になった後に送られていること、「掲載したものと同様の症状を訴えられる方を、他に知っているか」など綿密な取材があったとは考えにくい内容であることに、呆れる人も多くいました。

【キーワード解説】
・福島の真実編
同誌の5月19日発売号で最終話を迎え、併せて識者や行政の意見や抗議について紹介する特集記事が掲載された。特集記事は同誌のWebサイトでも公開されている。『美味しんぼ』は集中連載と休載を繰り返しており、最終話以降は一時休載。

・鼻血を出す
主人公の山岡士郎らが福島を訪れた後に鼻血を出し、医者には「鼻血と被ばくを関連づける医学的知見はない」と言われるものの、実名で登場する双葉町前町長と会った際に「福島では同じ症状の人が大勢いる」と告げられた。同誌編集部は「放射線の影響によるものと断定する意図はない」と発表した。

【コメント】
・小学館の質問が今更過ぎるし、レベル低過ぎるし、厚かまし過ぎるし。
・至極冷静かつ十分に怒りを伝えるリリース。にしても小学館の質問が小学生新聞でも出さなさそうなレベルで頭痛い。まさかこの質問を以て「行政機関への取材を行いました」とか言い張るつもりじゃねえだろうな。
・別に発行を停止しろとはいわないが「そうかつまりきみはそういうやつなんだな」感ある。
・編集糾弾するのは悪手だろと思ってたけど、さすがに編集仕事してなさすぎだなあ。
・これのどこがグルメマンガなのだろう？