ラブライバーがまた…『ラブライブ!』応援上映が“迷惑行為”で中止に 盛り上がる「応援上映」は問題点もあり?

1606_lovelive_movie.jpgチネチッタ川崎公式サイトより。

 近年、映画業界において盛り上がりを見せる「応援上映」。「絶叫上映」などとも呼ばれる “声出しOK”の上映スタイルは新たなムーブメントとして注目されているが、その中で、『ラブライブ!The School Idol Movie』の応援上映が“ファンの迷惑行為”が原因で中止される事態になり、話題となっている。

 今回、応援上映の中止を発表したのは、川崎の映画館「チネチッタ川崎」。近ごろ、アニメ映画を中心に応援上映に力を入れており、先日には『貞子VS伽椰子』の絶叫上映実施を発表し話題にもなった(参照記事)劇場だ。そんなチネチッタ川崎では、『ラブライブ!The School Idol Movie』公開1周年を記念して、6月18日から再上映を実施。一部の上映回で応援上映も行なっていた。

 しかし20日、チネチッタ川崎は24日に予定していた『ラブライブ!The School Idol Movie』の応援上映を中止することを発表。なんでも、HP上や上映前、「周囲のお客様への迷惑となる行為は禁止」である旨をアナウンスしていたにもかかわらず、「一部のお客様による迷惑行為が発生」。事態を重く受け止め、社内で協議をした結果、中止する運びになったという。

「声援を送ったり、サイリウムを振って見ることを許可されている応援上映ですが、チネチッタ川崎で行われた『ラブライブ!The School Idol Movie』の応援上映では、作品とは関係のないコールが起こったり、さらには高坂穂乃果を演じる新田恵海さんと似ていると話題のAV嬢の写真を掲げてコールするというラブライバーが問題に。ネット上でも『害悪ライバー消えろ』と非難の声が上がっています」(『ラブライブ!』ファン)

 前々からマナーの悪さが指摘され続けてきた『ラブライブ!』ファンこと「ラブライバー」だが、また民度の低さが明るみに出ることとなってしまったようだ。今回の件については、“ラブライバーの迷惑行為”が目立つこととなったが、応援上映の問題点は他作品でも浮上しているという。

「応援上映が好評で、リピーターを続出させヒットした『KING OF PRISM by PrettyRhythm』では、キャラクターにヤジを送るファンが不快だと、問題になりました。応援上映が盛り上がるにつれ、『面白いことを叫んでやろう』という大喜利大会のようになってしまい、キャラを貶す発言が飛び出すようになってしまったように感じます。また、『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』では、応援上映だと知らずに見てしまった男性客が『うるさい』と激怒した……ということがネットで話題にもなりましたね。これは劇場側のアナウンス不足でもあったと思うですが、今多くの劇場で応援上映が実施されているだけに、今後の課題でもあるのでは」(アニメライター)

 今後、さらに盛り上がりを見せる可能性もある「応援上映」。問題も浮上しているが、面白いムーブメントではあるのは確かなので、実施する劇場側と参加するファン、双方でトラブルを起こさないよう、注意が必要そうだ。

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