TVアニメ『回復術士のやり直し』ケヤルガのハーレムが完成!?第5話

TVアニメ『回復術士のやり直し』公式サイトより

 今回も画面の中で何が行われているのかわからない不思議な時間が多くながれている 回だった。冒頭から水辺でフレイアとセツナが遊んでいると突然自分も少し遊ぶか、と二人に近づき、何やらはじめてしまうケアルガ。その間中、セツナがとった魚がビチビチと震えている画を見せられる。

 そしてそのあとには何やらとろんとした表情を見せる二人の姿が。ケヤルガ、外で二人を相手に楽しんでいたようだ。

 そんなのどかな雰囲気から一転、残りのポーションを売るための取引に街中を急ぐケヤルガ達。奴隷商に近いためにセツナは嫌がるが、ここに近づくのもこれが最後だというケヤルガの言葉になんとか行く気を取り戻したようだ。今回で最後なのは、水源の毒を前回で取り除いたことで奇病がもうすぐ収まること。ポーションの取引も奇病がなくなれば終わるのだから。

 浮浪者も多い街中を歩いていると、一人の男がケヤルガに話しかけてきた。セツナを目ざとく見つけた男は、ケヤルガからセツナを買いたいというのだ。金貨1枚を投げてこれで足りるだろうと上から目線でセツナを奪おうとするが、もちろんケヤルはセツナを手放すつもりはない。するとその男がケヤルガに襲い掛かってくる。

 この男は王国軍の男で、氷狼族の村を遅った脱走兵の生き残りだ。隠していた隊服を見て殺してもいい相手だと悟ったケヤルガは、氷狼族の村を襲った男として復讐に飢えているセツナにこの男を殺させてしまう。

 脱走兵を殺し、そのまま商談の席にたどり着いたケヤルガたち。だが以前の取引とは店の雰囲気からしてどこか違う。彼らは話し合いをはじめるとポーションのレシピを教えてほしいと強い圧でケヤルガにいう事を聞かせようとする。

 商人、レドラゴルドマンは共同出資者がもっと商売の規模を広げたいと言ってきていることを告げ、レシピをなんとしてでも奪おうと考えているようだ。それは立場でも財力でも彼が逆らえず言いなりになっているからとも取れる。

 あっという間に周りを囲まれているが、余裕を崩さないケヤルガ。商人たちはセツナやフレイアがいるのだから、ここで争ってもお互い怪我を負うだけと宥める。だがケヤルガにとって二人は道具。傷つけられようとどうしようとケヤルガが商人たちを殺すと決めたらそうすうるのだ。 

 しかし、ケヤルガは道具を壊されるのは避けたい、と突然商人に金貨500枚でレシピを売ってやると言いだした。これで交渉は成立。ケヤルガはその場で口頭にてレシピを伝え、金貨をもらってその場を離れた。

 フレイアは秘密を売ることになってしまったことに責任を感じているようだったが、ケヤルガは何も問題はないという。それというのもレシピ通りに調合を行ってもポーションは完成しないからだ。ポーションを作るにはケヤルガの体内で作った抗体が必要なのだ。だが商人たちはそれを知らない。さらに奇病も間もなく収まることから、商人たちは金貨500枚、丸々損したことになるのだ。

 そんな話をしながら歩いていると、突然ケヤルガに剣で襲い掛かる女が現れる。それは、剣聖クレハ・クライレット。彼女はケヤルガが自分の剣をよけた際の動きから自分たちの一族以外にもクライレットの剣の使い手がいるという噂が本当だったことを実感する。

 ケヤルガは突然襲われる言われなないと非難するが、クレハは数日前に氷狼族がクライレットの剣の持主に襲われ、村を守ろうとした王国軍がその剣士に壊滅させられたことから、ケヤルガがその犯人であり自分に殺されても仕方のない人間だと断言する。

 だがこの言葉にセツナは反論する。自分たちの村を襲ったのは王国軍の方でケヤルガはそれを守ってくれたのだと説明するが、セツナやフレイアの言葉がケヤルガによる洗脳としてとらえられてしまう。

 フレイアはケヤルガを罪人扱いしたクレハに攻撃を仕掛けようとするが、剣聖であるクレハに鞘であっという間に気絶させられてしまう。自分の所有物を傷つけられたことで怒りをあらわにするケヤルガ。セツナに離れて戦闘を見て学ぶように指示をだし、クレハと互角の戦いを繰り広げる。

 これだけの腕がありながら何故道を踏み外したのかと、クレハは驚愕するがケヤルガもまた、クレハの強さに感動すら覚えていた。

 何度も剣を交える間にケヤルガはクレハの剣に腐食させる魔術を使っていた。いつの間にか剣聖クレハの剣はボロボロになりとても戦える状態ではなくなってしまう。追い詰められたクレハは改めてケヤルガの正体を問うが、ケヤルガは答えない。

 ケヤルガは突然クレハに向かって何かの液体を振りかける。この液体は媚薬で真剣な勝負の途中だというのに彼女の体はうずいてしまう。自らの体を斬りつけることでなんとか意識を保つクレハだったが、彼女に王国軍が氷狼族を襲ったという記憶をみせつけ、ショックを受けたクレハは倒れこんでしまう。

 王国を守ろうと粉骨砕身してきたクレハにとって、王国の暗部を見たことは大きなショックだったのだろう。倒れたクレハを自分たちの宿に連れ帰り看病することに。セツナはクレハとケヤルガとの先ほどの戦いを見て、自分もその領域にたどり着けるのか不安を感じていた。ケヤルガはセツナには才能があるからこれからの稽古次第だと励まし、フレイアと共に練習を行うようにと指示を出し、クレハが目を覚ます前に、フレイアに芝居をしてほしいとお願い事をしていた。

 クレハは目が覚めると、自分の状況と意識を失う前にみせられた記憶についてケヤルガに確認を取った。日常的に街の中でも見かけていた奴隷がいったいどういう所から来ているのか疑問におもったことはいなと詰められ、村を襲われ攫われて売られるという現実が存在することを知った。

 このことを事実と知ったクレハはさらになぜケヤルガが自分を助けてくれたかを疑問に思い始めた。ケヤルガは剣聖としてのクレハを尊敬していること、さらに自分とクレハは過去に面識があることを語り始めた。

 ヒールで変えていたケヤルの顔に一時的に戻し、自分がクレハの腕を治した恩人であることを伝える。クレハなケヤルガがケヤルだったことを知ると、なおさらケヤルはフレア王女を殺した重罪人であり、何故どうしてこうなったのかどんどん訳が分からなくなっていった。だが、そこにケヤルガがフレアに仕込んでいた芝居がぶち込まれる。

 フレアをフレイヤとしてこちらも顔を元に戻し、王女の口から説明してもらうのだ。ケヤルが助けてくれ、王国の暗部を暴こうと本当の意味で世界を旅していること。氷狼族の村も自分たちが救ったのだと。

 これを聞いたクレハは、王国を救う事が世界を救うことになると信じて闘っていたのにそれが全て逆効果だったことにショックを受ける。だがフレアに行く末を考えろと告げられ覚悟を決めたようだ。

 ケヤルガもフレアも元の顔に戻り、ケヤルガはクレハと改めて対峙する。クレハは世界を正そうとしているケヤルガたちを間違った正義感で傷つけたことを謝り、ケヤルの時に腕を治して持った際に約束した通り、ケヤルガの力になると言ってくれた。さらに償いをしたい、とケヤルガに体をゆだねてきた。こうしてまた一人、ケヤルガの女が増えたのだった。クレハもこれで思うがまま。どんどんハーレムが出来上がっていくが、ケヤルの罪をかぶせられたレナードが復讐を誓って進軍しているのだった。彼とケヤルガは間もなく出会ってしまうのか。今のところであっても秒で返り討ちにできそうだが、彼には何か策があるのだろうか。次回も楽しみだ。

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