ラノベ『異世界誕生 2006』は「狂気に溢れている……」 あらすじがカオスすぎ!?

ラノベ『異世界誕生 2006』は「狂気に溢れている……」 あらすじがカオスすぎ!?の画像1
「講談社ラノベ文庫」公式サイトより

 ライトノベルを選ぶ際、あらすじを読んで決める人は多いだろう。今年8月に発売されたラノベ『異世界誕生 2006』(講談社ラノベ文庫)のあらすじが、「狂気に溢れてるな……」と話題になっている。

 同作は伊藤ヒロによるファンタジー小説。小学6年生の嶋田チカは、交通事故で死んだ兄・タカシの夕飯を用意する母親にウンザリしていた。しかも、母親は死んだ息子の遺したプロットを元に小説を執筆する。死んだ息子・タカシが主人公となり、現世での知識を武器に魔王へ立ち向かっていくという物語だ。そんな母親に辟易したチカは、兄をはねた元運転手・片山に相談。しかし母親の小説に魅了された片山は、チカにある提案をする……という筋書きだ。

 あらすじから狂気で満ちている同作に、ネット上からは「カオスすぎて内容が頭に入ってこない」「予想以上に重くて草」「兄を轢いた相手に相談するの笑う」との声が。

 しかし実際に読んだ人からは好評のようで、「めちゃくちゃ面白くて読むのがやめられなかった」「“あのトラック”が使われてたり、主人公の名前が“タカシ”なのがベタベタで最高」「内容が深くて読み応えがある良作。さすが伊藤先生」「作者伊藤ヒロなのか! そりゃ面白いわ」などと絶賛の声が続出していた。

 実は同作の著者である伊藤ヒロは、2005年に発売されたギャルゲーム『夢幻廻廊』のシナリオを担当。そのため古のギャルゲーマーたちからすれば、伊藤ヒロが作者というだけで『異世界誕生 2006』は特別な存在なのかもしれない。

 あらすじはカオスだが、作品自体の完成度はかなり高いようす。是非一度読んでみて、内容まで狂気に溢れているのか確認してみては?

ラノベ『異世界誕生 2006』は「狂気に溢れている……」 あらすじがカオスすぎ!?のページです。おたぽるは、ライトノベルマンガ&ラノベの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!