イラスト・ニノモトニノ原作天城ケイによる大人気ライトノベル待望『アサシンズプライド』のアニメ化。王道ファンタジー第3話がオンエアされた。
#3 臨界点の彼方に
クーファ不在の中、週末開催のサークレット・ナイトに気分が高揚するメリダ。一方自分の意志とは違う衣装を着させられ落ち込むエリーゼ。そこに二人を誘拐すべくランカンスロープのテロ集団《黎明戯兵団》のウィリアム・ジンの魔の手が忍び寄る…。
オープニングは歌と相まってすばらしい。しかし中身が微妙……。毎回どこかで見た話の羅列っぽく、キャラクターもよくいるし、展開が雑。
唯一お! と思うポイントが出てくる女の子がみんなツルペタ幼女系なこと。どのアニメも絶対に一人は出てくる過剰巨乳キャラが3話の時点で、まだ一人も見当たらない当たりに強いこだわりを感じる。
今回はサークレットナイトというお祭りに参加することを楽しみにしているメリダからスタート。しかしクーファはその祭りには最初から参加できないが、最終日には戻ってくるので一緒にダンスを踊ろうと約束をする。
メリダはずっとハブられていた割には行事ごとが好きなようだ。なんとなく仲がいい子や従妹のエリーとお揃いの衣装を着て参加するのを楽しみにしていたらしい。
かわいい子にお揃いの衣装を着せてパレードする祭りって、どんな祭りなんだろうか。中二病っぽい設定が詰め込まれてるのは理解できるが、いまいちついていけない。
祭り当日。勝手に衣装を変えられてしまったエリーゼ。泣くほど嫌なのになぜ全く拒否しなかったのか。落ち込んでいるエリーの元にメリダが訪れたそのとき、ウィリアムが現れ攻撃されてしまう。
しかしウィリアムの部下と思われるカボチャ頭の敵が、メリダに都合よく止まって攻撃を受けてくれたり、簡単に逃げられたりと演出がつたなく、興ざめしてしまう。
もちろんメリダがピンチに陥った時には、いないはずの先生がタイミングよく戻ってきて助けてくれる。ウィリアムと先生は元々知り合いのようだが、現在の立場的に対立しているらしい。
攻撃の中で先生の腕が断ち切られる描写があったが、先生の真の正体はヴァンパイアだったことからケガもクリア。ウィリアムを無駄に壁ドンするなどして彼を退けた。もう設定てんこ盛りすぎて何がなんだか……。
OP、EDが良いだけに名作アニメになる予感が強かった。しかし、本編の展開には毎回頭を抱えてしまう。どこかでみたことがあるような場面をつなぎ合わせただけではないものを、見せてもらいたいものだ。
(文=三澤凛)
アニメ『アサシンズプライド』貧乳に強いこだわりを覚えるも、他は相変わらず既視感だらけ…ラノベ原作ってこんなものなの?第3話のページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、ライトノベル、マンガ&ラノベ、ファンタジー、ニノモトニノ、天城ケイ、アサシンズプライドの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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