9月18日深夜に最終回を迎えたSFアニメ『彼方のアストラ』(TOKYO MXほか)。同作の原作者である漫画家・篠原健太がTwitterでアンチへ反論し、話題になっている。
同作は広大な宇宙を舞台に、学生たちによるサバイバルを描いたSF作品。SFというジャンルには「幅広い見識から作られる重厚な設定が必要」と考える原理主義者が多いためか、同作もアニメ化で露出が増えた結果、設定の粗を指摘する“SF警察”のお縄にかかってしまったようす。最近では「非合理的」「ご都合主義」と怒るアンチとファンの泥仕合が繰り広げられていたが、ついに作者自身が反応した形だ。
篠原は、「多くの項目で『それをやったらページ数かかるから』とか『そうしなかったから』としか言えないですよ」「僕の作劇としては『より面白く、より短い方』が優先度が高いので、つまらないページが多くてもいいからガチでやれ勢とはそもそも優先度が違います」とテンポの良さを重視した結果だと反論。あくまで同作は「ハードSFでも本格ミステリでもなく少年漫画です」と語っている。
作者自らが語った言い分には、ネット上から「あの手の輩には『野暮だなぁ』の一言で事足ります」「リアルじゃないからってやつは昔からいますよね。ああいうのって自分の知識をひけらかしたいだけでしょ」「読者が読みたいのは物語であって、科学論文じゃないんだよってこと」と理解を示す声が続出。
特にSFやミステリなどのジャンルは攻撃されやすい傾向にあるが、テンポと設定のバランスはどの作品・ジャンルでも共通の課題といえそうだ。
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