『グランベルム』シンプルな対決構造で面白さが増した?バトルシーンが美しかった第5話

 『Re:ゼロから始める異世界生活』の注目コンビが手掛けたオリジナルアニメ『グランベルム』の第5話がオンエアされた。

episode.05 小さな少女の小さな願い
 満月たちに正体を明かした寧々は、正々堂々勝負することを約束する。
 そして、次の満月の夜、事前の打ち合わせ通り、満月は九音と共にジーグァンロンの対処に向かい、残った新月はアンナを引きつける事になる。
 ビームをかわしながら進む満月たちは、ついにジーグァンロンを発見したのだが…!?

 置いてけぼり感をずっと食らっている気がする『グランベルム』。今回も置いてけぼり感はぬぐえなかったのだが、ちょっと物語が進んだような感じがし、つい前のめりに観てしまった。

 毎度びっくりするくらい絵が美しい。女の子がみんなかわいいのは当然のこと、バトルシーンが非常に美しい。個人的にバトルもののアニメは得意じゃないから、そんなに観ていなかったのだが、これだけ迫力のあるアニメはあまりない気がする。

 前回のラストで寧々が満月たちの前に現れ、宣言通りに真っ向勝負を申し込む。満月・新月・九音も約束通り共闘することとなる。それぞれが細心の注意を払って相手に居場所を悟られないようにしていたが、探索している間に満月は見つかって総攻撃を受けてしまう。寧々は隠れる能力を持っていて、遠方から攻撃をするのだ。

 しかし寧々は遠隔からの捜査はしても、後ろから撃つというような卑怯な攻撃はせず、全て真向勝負。「ズルはしたくない」と正体を明かしたりと、正直であることにこだわっているように思える。毎回人数の多さに、どこを追っているか分かりづらかったのだが、今回はバトル中心のおかげか満月VS寧々、九音VS水晶、新月VSアンナと構図が明確だったこともあって、面白さを感じられたのかもしれない。

 それぞれ満月チーム側が苦戦を強いられる形になるものの、新月は安定の返り討ちで事なきを得る。これはまたあとでアンナ様が怒り狂うルート……。九音を相手にしている水晶はつかみどころがない飄々とした態度を貫くものの、底知れない恐ろしさが見え隠れする。

 今回の闘いのメインである満月VS寧々。寧々がグランベルムの闘いで勝ちたい理由は、彼女の過去・そして母親にあることが明らかになった。グランベルムの過去参加者でった彼女の母親。しかし、参加したことがきっかけとなったのか寧々の母親が、彼女と魔術師であったことを忘れて目の前から去っていくモノローグが映された。寧々の過去のはずなのに、辛そうにしているのはなぜか満月という不思議な現象。

 思いの強さが具現化するフィールドの中で、負の記憶がパワーとなるのか、希望の力がパワーとなるのか。そして寧々の母親から見る、グランベルムへの参加が引き起こす代償とは。

 まだまだ謎・疑問も多い作品だが物語が動いたことで、がぜん面白さが増してきた。寧々は脱落となったが、その後の姿は描かれるのか。
(文=三澤凛)

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