今年9月に発売が予定されている『Gears 5』から、煙草に関する表現が無くなるという。これに日本のユーザーからは、賛否の声が上がっていた。
海外ニュースサイト「Variety」の記事によると、同ゲームは喫煙防止団体「Truth Initiative」の勧告に沿う形で喫煙シーンを排除。過去シリーズでは煙草や葉巻を持っているキャラクターが登場してきたのだが、今回は誰1人として喫煙しているキャラはいないそうだ。
しかし同作品は、グロテスクな場面や流血表現もある銃撃戦がメインのアクション&アドベンチャー。レーティングも18歳以上のみ対象の「CERO Z」に指定されており、「なぜ喫煙シーンだけ削除されるの?」「銃で敵を倒すことはよくて煙草はダメなのか」「なんのためにレーティングで規制しているのかわからない」といった意見が寄せられている。
一方で「まあ海外では日本より煙草の規制が厳しいところも多いし、今回の判断は仕方ないのでは?」と理解を示す人も。確かに日本では当たり前にアニメや漫画などで喫煙シーンが描かれているが、海外版では修正されるケースも少なくない。たとえば『ONE PIECE』のサンジが、海外だと“飴”を舐めているのは有名な話。葉巻がアイデンティティのようなスモーカーでさえ、非喫煙者になっている。
海外だけではなく、日本でも喫煙者への風当たりは日に日に強くなるばかり。ゲームだけでなく様々な媒体で、“タバコを吸っているキャラクター”は絶滅危惧種になりそうだ。
ゴア系アクション『Gears 5』から煙草が消える!? ゲームの中でも全面禁煙へのページです。おたぽるは、騒動・話題、ゲーム、Gears 5の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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