安住アナ「社会に出るのが嫌になっちゃって……」 読むと気分が悪くなるといわれる漫画3選

『闇金ウシジマくん』完結記念サイトより

 6月21日放送の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)で、同局アナウンサー・安住紳一郎が意外な読書歴を明かして話題になっている。

 安住は番組の企画で、女優の芦田愛菜と一緒に明治大学文学部教授である齋藤孝の自宅を訪問。本棚の中に『闇金ウシジマくん』(小学館)を発見し、「楽しくなって6冊くらい続けて読んじゃって、気分が悪くなって会社休んだことがある」と告白した。

「社会に出るのが嫌になっちゃって」と続ける安住に、ネット上からは「わかる。読むと鬱になるんだけど、つい読んじゃうんだよね」「心が弱ってる時に見ると立ち直れなくなるやつ」「俺は1巻の前半だけでギブアップしたから、逆にすごいな安住アナ」「途中でギャグ漫画とかほっこり作品をはさむのが上級者のテクニック」といった声が上がっている。

 今回は『闇金ウシジマくん』のように、読むと気分が悪くなるといわれる漫画をご紹介していこう。

 

●『四丁目の夕日』

 過激な作風で知られる漫画家・山野一の代表作『四丁目の夕日』(扶桑社)は、恐ろしいほど救いのない展開が有名。平凡に生きていた主人公・たけしは頭が良く、小さな町工場を経営する父に将来を期待されていた。勉強を頑張り大学進学を夢見るたけしだったが、母や父の身に起こった度重なる不幸な事故が彼を追い詰めていく――といった物語。

 実際に作品を読んだ人からは、「何度読んでもキツい。心が重くなる」「私の中でぶっちぎりNo.1の胸くそ漫画。しばらく胸が苦しいレベルです」「この世の地獄を煮詰めたような漫画だよね。いろいろ考えさせられるけど、最終的には鬱になる」「不幸と狂気のどん底。傑作としか言いようがない出来というのがタチ悪い……」とぐったりした声が上がっている。ちなみに映画化された『三丁目の夕日』(小学館)とは、全く関係ないので注意したい。

 

●『ちーちゃんはちょっと足りない』

 可愛らしい絵と裏腹な胸に迫るストーリーで話題になったのが、『ちーちゃんはちょっと足りない』(作・阿部共実、秋田書店)。ちょっと抜けているちーちゃんには、ナツという昔からの友達がいる。ナツはちーちゃんに勉強を教えたりする優しい心の持ち主だが、実は「他の人と比べて足りない」とさまざまなことに劣等感を抱える日々を送っていた。そんなナツはある日、ちーちゃんの悪意ない行動がきっかけで友達との関係を大きく変化させてしまう。

 読む人によって結末の解釈まで変わるという同作は、ネットで「最後の1コマが、悲鳴上げたくなるくらい苦しくなった。凄まじい内容だな……」「ナツが自分と重なりすぎて最後まで読むのキッツい。これ主人公ナツだろ」「最後の1コマでナツが救われて、許されたんだと信じたい。じゃないと苦しすぎる」「あまりにストレートな内容すぎて、目をそらしたくなる。でもついつい読み進めちゃうんだよなぁ」と語り継がれている。

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