『ゲゲゲの鬼太郎』が「水木しげるロード」をばっちりPR! シリアスから一変、まさかの宣伝回に

『ゲゲゲの鬼太郎』が「水木しげるロード」をばっちりPR! シリアスから一変、まさかの宣伝回にの画像1「ゲゲゲの鬼太郎」(第6期)公式Twitterより

 7月22日に、テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の第17話「蟹坊主と古の謎」が放送された。境港市の名物である「水木しげるロード」の意外な登場の仕方が話題になっていたので、ネットの声と共に内容を紹介していこう!

 第17話は、前回に引き続き水木しげるの故郷・鳥取県境港市でのエピソード。町の漁師たちを妖怪から救った鬼太郎一行は、そのまま境港で夏を満喫していた。ホタテ貝を探し出かけたままなかなか帰ってこない一反もめんを探しに行くと、一反もめんはなぜか銅像のように固まった姿で発見される。その日から人間が銅像になってしまう現象が相次ぎ、人々は家に引きこもるようになってしまった。

「銅像に触ると自分も銅像になる」など根拠のない噂話もひろがるが、本当の原因は分からないまま。鬼太郎たちが一反もめんを元に戻す方法を考えていると、修行僧の姿をした怪しい男が近づいてきた。男は人々を銅像に変えた張本人で、「両足八足、横行自在にして目は天を指す。これいかに」と問いかけては答えられなかった人間に泡を吹きかける。子泣きじじいやねこ娘、鬼太郎までも銅像に変えられ、残った砂かけばばあと目玉おやじは隙をついて逃げ出した。

 砂かけばばあが烏天狗に助けを求めに行くと、烏天狗は男の正体を「蟹坊主」だと見抜く。蟹坊主は大昔に人間の姫を守り続けていたのだが、役目を果たす前にまじない師に封印されてしまう。姫もとっくに命を落としているが、永い眠りから目覚めた蟹坊主は現実を受け入れられずに暴走していた。蟹坊主の元へ戻った砂かけばばあは、蟹坊主の問いかけに対して「蟹坊主」と回答。蟹坊主は蟹になり暴走するが観念し、最後は自分の体を泡で包み、「最後に俺の願いを聞いてくれ……」と、姫と一緒にこの町で眠り続けることを望む。

 銅像になった蟹坊主は境港のシンボルのように扱われ、町には「蟹坊主が寂しくないように」と他の妖怪の銅像も作られた。これは境港に実在する「水木しげるロード」の妖怪像を再現したもので、ラストシーンではまなが視聴者に向かって「みんなも見に来てね!」と笑いかける。

 この結末はネット上で、「ちゃっかり宣伝されてしまった」「これが水木しげるロードの由来かぁ… ってオイ!www」「あるはずの妖怪像が描かれてないと思ったら!」「シリアス回なのに何とも微笑ましいオチだった」と爆笑の声が続出した。

 ある意味鬼太郎の里帰りともいえる境港でのエピソード。ガッツリ告知をしていたが、原点を大切にする今期のアニメは、今後も視聴者を楽しませてくれそうだ。

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