ダイヤブロック・ナノブロックのメーカーである株式会社カワダが、ドイツ ラベンスバーガー社のオリジナル日本語版ゲーム2種、「ラビリンス・ジャパン」と「メイク&ブレイク ジュニア」を6月9日に新発売することが分かった。シンプルなルールで奥が深く、世界中で老若男女に楽しまれているアナログゲームだ。
スマートフォンが普及しデジタルゲームが支持される一方で、ボードゲームやカードゲーム、その他の「アナログゲーム」が近年世界的に売り上げを伸ばしている。
ボードゲームを含んだ玩具市場は、2016年の米国・カナダで前年比21%増、ドイツでは前年比1割増の550億円に達したといわれている(※)。デジタルゲーム、アナログゲームを含むゲーム市場全体の拡大が続いている日本でも同様の傾向が見られている。アナログゲームはシンプルなルールながら論理的な思考を求められるものが多く、コミュニケーションを取りながら様々な年代で楽しめる点が支持されている。
■戦略的に宝を探す「ラビリンス・ジャパン」
1986年発売、世界21カ国で遊ばれている大人気ゲームの日本版。パズルのように変幻自在に道をつなげてコマを進め、「日本の宝」を集めていくシンプルなルール。24枚のアイテムカードを裏向きにして混ぜ、それぞれのプレイヤーに裏向きのまま配る。プレイヤーは自分のアイテムカードの一番上をこっそり確認し、他のプレイヤーに見られないように盤面に描かれたアイテムを目指してコマを進める。コマを進める前に、タイルを矢印の箇所から差し込み、盤面のタイルの道筋を変えてアイテムを目指して進む。全てのアイテムを獲得し、スタート地点に戻ったプレイヤーの勝利となる。ラビリンスゲームは老若男女皆で楽しめる、和モダンのテイストがかっこいい日本限定版となっている。
ラビリンス・ジャパン
●価格
4,000円(税抜)
●プレイ人数
2~4名
■積み木の完成時間を競う「メイク&ブレイク ジュニア」
プレイヤーとゲームマスターに分かれ、各プレイヤーに同じ色の積み木を渡す。難易度ごとに色分けされた50種類のカードをゲームマスターが無作為に選び、プレイヤー全員でカードに描かれている形(設計図)と同じ形に積み木を組み立てて積み上げる。完成したら場にある白木の積み木を取り、設計図通りに正しく完成させているかゲームマスターが確認、正しく完成させたプレイヤーがチップを1個獲得する。1番早く10枚チップを集めたプレイヤーが勝利となる。カードの色によって難易度が変わる他、年長者は片手で積み木を組み立てるなどの工夫をして大人も子どもも一緒に楽しむことができる。
メイク&ブレイク ジュニア
●価格
3,300円(税抜)
●プレイ人数
2~5名
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