フリーザの大活躍のおかげ!? 『ドラゴンボール超』、視聴率で『ワンピース』を上回る!

1706_dbone.jpg「東映アニメーション公式YouTubeチャンネル」より

 毎週水曜日に公開されているビデオリサーチ社の「週間高世帯視聴率番組10」。14日に発表された2017年の「VOL.24 2017年 6月5日(月) ~ 6月11日(日)」で、『ドラゴンボール超』が6.3%をマークし、『ワンピース』(5.8%/ともにフジテレビ系)を上回ったことが、ネット上のアニメファンの間で話題となっている。

 15年夏に放送開始後、劇場版の『ドラゴンボールZ 神と神』、『ドラゴンボールZ 復活の「F」』をベースとしたストーリーが続き、作画の低迷も相まって、一時期は視聴率4.0%台にまで落ち込んだ『ドラゴンボール超』。

 しかしTVアニメオリジナルストーリーの「“未来”トランクス編」では後番組である『ワンピース』と並ぶほど盛り返しを見せ、過去最高の8.4%をマーク。「宇宙サバイバル編」突入後は、4月30日に放送された第88話が4.4%と、多少数字を落としてしまっていたが、その後は天津飯や亀仙人といったちょっと懐かしいキャラクターたちが登場したり、孫悟空VS孫悟飯という熱い親子バトルが描かれたことで5月以降は5~6.0%程度の数字をマークしていた。

 毎週日曜日の朝9時から放送の『ドラゴンボール超』と、その直後の9時30分から放送される『ワンピース』。放送時間の違いゆえか、原作マンガが「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中、1999年から間断なくTVアニメの放送が続いているという状況のためか、『ワンピース』が『ドラゴンボール超』の数字を1~3%程度、常に上回り続けてきた。

 だが、ここ数回にわたって『ワンピース』の視聴率はパッとしない。5月28日放送の第790話「四皇の城 ホールケーキアイランド到着」は6.2%、6月4日放送の第791話「お菓子な森 ルフィVSルフィ!?」も6.2%、そして11日放送の第792話「マムの刺客 ルフィと誘惑の森!」は先述のとおり、5.8%とやや低迷。

 つまり、『ドラゴンボール超』が数字を上げてきたのではなく、『ワンピース』が数字を落としてしまったため、『ドラゴンボール超』が自然と上回ってしまった、というほうが現状としては正しいかもしれない。

 一方の『ドラゴンボール超』は、『ドラゴンボール』シリーズを代表する名悪役・フリーザが復活&登場を果たし、孫悟空と激しいを繰り広げるなど大暴れ。放送前は、ピッコロやベジータのように共闘を挟んだわけでもないフリーザを味方にするという展開に、「鳥山はもうやめろや」「キャラゲーみたい」「悟空がサイコパスすぎる」と、反感する声も多かったのだが、いざ放送が始まると、そこはさすが名悪役。視聴者たちは、久しぶりに動いて話すフリーザに、手の平を返して大盛り上がり。

 次回18日放送の第95話のタイトルは「最凶!最悪!フリーザ大暴れ!!」で、さらなる活躍が期待できそう。となると2週連続で、『ドラゴンボール超』が『ワンピース』を上回るなんて事態も起きかねないが、果たして……!?
(※数字は全てビデオリサーチ社)

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