ところで、学生時代に憧れていた人と再会するというシチュエーション、偶然かもしれないが、このエピソードは、TBS系で放送中のドラマ『あなたのことはそれほど』を彷彿とさせる。
楽しげに話をするだけの2人は、再会したその日に不倫関係になってしまうあちらの物語へのアンチテーゼにも思える。見るものの好みではあるが、このぐらいの関係の方が安心して見ることができる。
同窓会を振り返って、前田はあらためて実感する。笑顔でいれば、心に余裕ができる。失った時間もきっと取り戻せる。遅すぎることなんてなにもない。そんな思いに佐藤も共感する。
それでも、ネガティブな城之内だけは、取り戻せないものがあるように思えてならない。そんな中、偶然の出来事によって、榊との誤解が解ける。別れ際、榊から優しい言葉をかけられ戸惑う。
そして、最後、笑顔になって歩き出す。きっと彼女には、これから素敵なことが待っている。そう思わせるエンディングだった。
やはりこのドラマは、見ている人を笑顔にすることを目的に作られている。そしてドラマの中で笑顔の大切さを教えてくれる。たくさんの偶然を重ねて、人を笑顔にする。どんな時代でも、こういうドラマは必要だと思う。
(文=プレヤード)
笑顔を忘れなければ、失った時間も取り戻せる──ドラマ『人は見た目が100パーセント』第7話レビューのページです。おたぽるは、芸能、アイドル&声優、フジテレビ、足立梨花、桐谷美玲、水川あさみ、鈴木浩介、プレヤード、人は見た目が100パーセント、ブルゾンちえみ、室井滋、成田凌の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
人気記事ランキング
人気連載