悩んでも、落ち込んでも、恋をして可愛くなるのは女の子の特権――ドラマ『人は見た目が100パーセント』第4話レビュー

悩んでも、落ち込んでも、恋をして可愛くなるのは女の子の特権――ドラマ『人は見た目が100パーセント』第4話レビューの画像1ドラマ『人は見た目が100パーセント』公式サイトより。

 テレビドラマの楽しみ方はたくさんある。
 主人公に自分を投影して物語に入り込むのもいいだろうし、サスペンスドラマを見ながら謎解きを一緒にするのも楽しいだろう。

 推理モノでよくあるのが、一度ひと通りドラマを見てから、最後の種明かしを知り、再度録画したものを見直す方法だ。
 そうすると、密かに提示されていた伏線が浮かび上がってきて、「ああ!」と膝を叩くことがよくある。

『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)第4話は、そのように後からもう一度見返したくなるような内容だった。

 美容師の榊(成田凌)への思いが募る一方の城之内(桐谷美玲)。ついに「自分は榊が好きだ」と認め、前田(水川あさみ)と佐藤(ブルゾンちえみ)に思いを告白する。
 2人にどうするのかと問われた城之内だが、「どうもしない」と答えるのみ。

 ただ、「榊に褒められた髪をよりキレイにしたい」という城之内の希望で、3人はシャンプーの研究を始める。
 研究室でひたすら髪を洗うシーンは、CMを見ているようで面白い。ここまで洗髪シーンが多く流れるドラマはかつてなかっただろう。

 そして今回は、3人の中で唯一の既婚者、前田の家族も登場し、彼女の生活が明らかになった。いちいち余計なことを言っては、前田を怒らせる夫役の山崎樹範が実にいい味を出している。

「彼と結婚したのが人生最大の過ち」としながらも、後悔はしていないと言い切る前田。
いつもいつもケンカのようなやりとりをしているが、夫婦なんて案外そんなものなのかもしれない。
 オシャレ満載のこのドラマにあって、前田の家庭は、ある意味幸せを象徴したものなのだろう。

 さて、一方、城之内は思いにまかせて榊にメールを送る。
 やっとの思いで送ったメールだが、返信が来ないことが気になり、仕事中もずっと上の空。
前田と佐藤が懸命に励まそうとするも、効果がない。

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