恋は脳が見せる錯覚。それでもいいから恋がしたい!──ドラマ『人は見た目が100パーセント』第3話レビュー

恋は脳が見せる錯覚。それでもいいから恋がしたい!──ドラマ『人は見た目が100パーセント』第3話レビューの画像1ドラマ『人は見た目が100パーセント』公式サイトより。

 世間では不倫だの二股だのといった話題に事欠かないが、恋に落ちるというのはそんなに簡単なことなのだろうか。

『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)第3話では、主人公の城之内(桐谷美玲)が恋に落ちる。しかし、今まで地味に地味にと生きてきた彼女のこと、恋をするのもひと苦労だ。

 研究室の同僚、前田(水川あさみ)と佐藤(ブルゾンちえみ)とともに「恋は脳が見せる錯覚」と言い切る城之内だが、実際に自分が経験してみると戸惑うことばかり。だが、恋なんて多分、こうしてもがくのが本来の姿なのではないだろうか。

 美容師の榊(成田凌)に優しく話しかけられて以来、彼のことが気になって仕方がない城之内。しかし、声をかけるどころか、まっすぐに見つめることすらできない。

 そんなある日、城之内は、庶務課のステキ女子、岸根(足立梨花)と森村(岡崎紗絵)に誘われた合コンで榊と同席する。根岸と森村のあまりの合コン慣れした様子に動揺する城之内であったが、榊に対しては「しょせん人間なんて骨と筋肉」と思い込むことで、なんとか話ができるとようになる。

 ドラマでは、ブランドバッグを持ち、合コンで男性の気を引く女性をステレオタイプに描いている。どこかコミカルにも思える姿だが、城之内たちからすれば、それも憧れる存在でもあるのだ。

 そして、今回の研究テーマは、そのブランドバッグ。今までブランド物など持ったこともない3人。一体、ブランドバッグの何がいいのか? から調べだす。

 実は私も彼女たちと同じで、ブランド物というのに全く興味がない。

「作りがしっかりしていて長持ちする」と言われても、「安物でも丈夫なものはあるだろう」と思うし、それほど丈夫ではないのなら、安物を何度か買い直した方がまだ経済的だとも思う。

「デザインが素敵でどんなファッションにも合う」という意見もあろうが、もとよりパッとしない風貌の男にとっては、そんな素敵なものが自分自身に合うとはどうしても思えないのだ。

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