『ZIP!』で『テニプリ』の“白鯨”を再現! ファンは「朝から不二様を観られるとは思わなかった」と大興奮

 3月1日に放送された朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)内のコーナーにて、マンガのスーパープレイを再現する企画が放送され、『テニスの王子様』(作:許斐剛/集英社、以下『テニプリ』)の“白鯨”が登場。ネット上では「朝から不二様を観られるとは思わなかったぁぁ!!」と興奮の声が上がっている。

“白鯨”とは、『テニプリ』に登場する不二周助の得意技「三種の返し球(トリプルカウンター)」のひとつ。ボールに超スライス回転をかけることで、ホップした打球が急激に落下してバウンドしたかと思えば、強烈なバックスピンで自陣のコートに戻ってくるという打球の動きがハンパないトンデモ技だ。

 この“白鯨”を再現しようと『ZIP!』が立ち上がった。このスーパープレイを再現するのは、謎を科学的に解き明かすという「なーるほどマスカレッジ」というコーナー。東京理科大学の教授にボールとラケットの接触時間を長く取ることで“白鯨”は理論上再現可能だとのお墨付きをもらい、元プロテニスプレイヤーの佐藤武文が不二に成り代わって“白鯨”を再現することに。

 さぞ難しいかと思いきや、ガットを緩め接地面を大きくすることで回転量を増して挑んだ6回目でまさかの成功。しかし、マンガほどの勢いがないとツッコまれ「完全な再現とはいえない!」とのテロップが出される事態に……。

 そこでより強力なスピンをかけるため、紙ヤスリでガットを削り凹凸を増やすと、なんと半分の3打で成功。正直、ゆる~く弧を描いた打球はヤスリで削る前とあまり変化が見られなかったのだが、Twitterなどでは「白鯨再現とかすごすぎる!」「白鯨チャレンジわろたww」「朝から不二くんを大画面で拝めて幸せでした!!」「めざまし派だったけど白鯨チャレンジ観るため変えた」といった興奮の声が続出した。

 実は、“白鯨”と似たようなショットを試合で披露した選手がいる。グランドスラム優勝回数歴代ナンバーワンを誇るロジャー・フェデラーは、ブリスベン国際2014男子ダブルスの試合で“白鯨”のようにボールが自陣のコートに戻ってくるショットを見せていたのだ。

 今回放送された『ZIP!』では、『プロゴルファー猿』(作:藤子不二雄A/小学館)の必殺ショット“旗包み”も披露し、“白鯨”と同じくゆる~い感じで成功をみせた。いつの日か、『ZIP!』には“白鯨”の進化形である“白龍”、その他『テニプリ』が誇る数々のトンデモ技の再現にも挑戦してもらいたいものだ。

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