『ジョジョ』『斉木』そして『氷菓』……「またお前か!」の山崎賢人は、どれぐらい「また」なのか調べてみた

1611_mataomae.jpg左上より時計回り順に映画『妖怪ウォッチ』、『一週間フレンズ。』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『斉木楠雄のΨ難』、各映画公式サイトより。

 22日、京都アニメーションによって制作されたTVアニメも好評だった、米澤穂信の学園青春ミステリー小説『氷菓』(角川文庫)の実写映画化が発表。あわせて山崎賢人(※崎は本来は右が立の崎)と広瀬アリスがダブル主演を務めることが発表された。

 山崎賢人といえば、2016年だけでも『オオカミ少女と黒王子』、『四月は君の嘘』、『「妖怪ウォッチ」空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』といった、人気コミック、ゲームの実写化映画に出演。さらに17年もすでに『斉木楠雄のΨ難』、『ジョジョの奇妙な冒険』へ出演することが明らかとなっている。

 ネット上では「またお前か!」という怒りの声が原作ファン以外からも上がっているが、 実際、どれぐらい「またお前か!」状態なのだろうか。『ジョジョの奇妙な冒険』のような有名原作に出演しているだけに、多いような気がするだけだったりはしないだろうか?

 ということで、すでに制作・公開が発表されているマンガやゲーム原作、あるいはTVアニメ化されたことのある小説などが原作で、来月16年12月から17年にかけて公開予定となっている実写映画と、各作品の主演級出演者をざっくりと列挙してみた(※主演級といっても、どこからどこまでを含めるのか範囲が曖昧だが、今回は主演・ヒロインを含めて3~5番手ぐらいまでに、公式サイトで名前が記されているものとした)。

 カウントした16年12月~17年内に公開予定で、マンガやゲーム原作、TVアニメ化されたことがある小説などを原作とする実写映画は全部で29本(※前後編・2章立ての『3月のライオン』は1本とカウント)。そのうち山崎賢人出演作は、全体の約6分の1となる5本であった。

 この数字が多いのかどうか。ほか、現時点で複数本の出演が確認できるのは、永野芽郁が3本。以下、生田斗真、神木隆之介、菅田将暉、平祐奈、高杉真宙、土屋太鳳、橋本環奈、中川大志、福士蒼汰、真剣佑といったが2本ずつとなっている。やはり山崎は突出して多いといわざるを得ないだろう。「またお前か!」と、マンガファンが思ってしまうのも無理はなかったのだ。

 ここまで原作有りばかり、しかもほとんどが高校生役という役ばかりで、一人の役者としての山崎の将来がファンでもないのに不安になってしまうほど。彼のファンはどう感じているのかが、興味深いところだが、とりあえず今は各作品が原作ファン、映画ファン、山崎ファン、それぞれが喜べる作品になってくれることを祈りたい。

 なお、監督では三池崇史が3作品で単独トップであった。『ジョジョの奇妙な冒険』『無限の住人』とVFX、CGの制作が大変そうな作品も名を連ねているだけに、さぞ激務であろう。映画の出来もさることながら、普通に体調も心配になってくるが……。
(以下、次ページより各作品情報)

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二階堂ふみは可愛いんですけどね

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