『ちびまる子ちゃん』第1075話、姉妹の思いやりに涙!? 昨今の『まる子』に「クオリティが高い」と称賛相次ぐ!

1610_marukokami.jpgアニメ『ちびまる子ちゃん』公式サイトより。

 最近何かと好評の声が多いTVアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)。10月30日に放送された1075話も「良い話過ぎた」という反響が多くあがっているようなので、視聴者の声とともにその内容をざっくり紹介してみたい。

 まずは前半に放送された「お姉ちゃんの靴ずれ」の巻。ある日、新しく靴を買ったばかりのまる子のお姉ちゃん(さきこ)が、また新しく靴を買っていることをまる子が知る。「自分はお姉ちゃんのお下がりばかりなのにズルい」と激怒するまる子。お母さんは「お姉ちゃんは靴ずれが酷いからしょうがない」とまる子を説得するのだが、納得いかないまる子はお姉ちゃんと喧嘩になってしまうのだった。

 その後、お姉ちゃんは新しく買った靴でも再び靴ずれを起こしてしまった。出血しているのだが、ここで靴ずれを起こしたとお母さんに相談すると、また新しい靴を買うことになると、まる子が可哀想だと思ったお姉ちゃん。このことを黙って、厚手の靴下を履いたり、絆創膏を貼って耐えることにしたのだ。しかし体育の授業では思うように走れないなど、靴ずれはかなりのダメージをお姉ちゃんに与えていた。

 ある日、前日の雨で靴がビショビショになったまる子は、普段履いていない靴で登校することに。すると、あまりの足の痛みに家に引き返し、渋々お姉ちゃんが昔使っていたお下がりの靴に履きなおしたのだった。合わない靴を履く苦しみを知ったまる子。その後お姉ちゃんが靴ずれを起こしているのを知ると「新しいの買って、お下がりをまる子にちょうだい」と、態度を改めたのだった。

 姉妹のお互いに対する優しさが描かれたストーリーに、「この野郎涙でてきやがった」「姉妹っていいな。いいお姉ちゃんになりたいです」「今回のまる子神回じゃないか」と絶賛の声があがり、ほっこりした気持ちになる視聴者が続出したようす。さらにこの日は、後半のストーリーもまた素晴らしい回だったと話題になっている。

 この日の後半に放送されたのは、「週刊はまじ」の巻。タイトルからしてかなりのギャグ回臭が漂っていたのだが、意外とこれが「子どもに見せたい」と反響を集めたのだ。

 ある日、まる子の教室の黒板に「野口さんと前田さんが藤木を取り合っている」との記事が張り出されていた。クラス内ですぐに話題になったのだが、これに前田さんは「いい加減なことを書かないで!」と激怒し、制作者のはまじを問い詰めるも、はまじは反省する様子はない。それどころか、みんなが面白がっているのをみて得意げなようす。

 はまじ記者はどんどんエスカレートしていき、その後「丸尾エビフライで一票を釣る」「小杉大食い新記録達成」「藤木が長山君の手柄を横取り」「ビックリさくらが川にすてた物は!」「みぎわ、自分に見惚れる」「花輪家貧乏になる?」など、あることないことを次々に記事にしていった。さらにはまじは、面白い記事を書くために、野球で遊んでいる永沢に「三振かデッドボールになってくれ」と頼むなど暴走が止まらない。

 そこで、はまじの被害者たちが一致団結し、はまじの恥ずかしい記事「はまじ、ジュースの飲み過ぎでオネショする!」というものを黒板に貼り出した。これによって他人の痛みを知って反省したはまじは、記事を書くことをやめたのだった――というストーリーに、またもや「教訓がいっぱい込められてるなぁ」「道徳の授業で流したいレベル」「説教臭くないけど、伝えたいことがしっかりしていて上手い」と、大人と思われる人から称賛の声が多くあがっていた。

 昨今「何気にクオリティがかなり高い」「良い話回はマジで子供に見せたいアニメナンバーワン」と絶賛の声が相次いでいる『ちびまる子ちゃん』。「お姉ちゃんの靴ずれ」を担当した脚本家は加賀未恵、「週刊はまじ」の巻を担当した脚本家は髙橋幹子。どちらの話も大反響で、高クオリティ『ちびまる子ちゃん』の貫禄を見せつける回となったようであった。

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