アメコミ「実写化不可能」奇譚vol.2

アメリカ発! “麻薬中毒ヒーロー”に見る、シャブとの上手な付き合い方『セントリー』

 日刊サイゾーで好評だったアメコミ企画が、おたぽるへ登場! 

 話題になっている正義不在の悪役映画『スーサイド・スクワッド』。原作へのリスペクトで作られた同映画は、実写化して成功したケースといえるだろう。そう、実写化はキャラクターたちの認知度を上げる重要なファクターにもなっており、今回の主役的キャラ、ハーレイ・クインはまさにこの実写作でさらなる人気を獲得したといっても過言ではない。

 今回紹介するのは、マーベル社が出版する「Sentry」をはじめ、他作品にも出てくる、Sのマークがついた黄色い全身タイツを着こなし、マントまでつけちゃっている、色は違えどどこかで見たようなヒーロー「セントリー」。

 セントリーは飛行能力、怪力、光線発射、Sマーク、マントに全身タイツと見せパンツ、とスー〇ーマンと同じじゃん! と思ってしまうほどの風貌とそれを凌駕する能力を持ち、その力は太陽100万個分の爆発と同等のスーパーパワーという無双状態なヒーロー。

 マーベル作品の中でも最強クラスに入る能力の彼は、スパイダーマンの宿敵をちぎっては宇宙に投げ、アイアンマンたちを一撃でぶちのめしたこともあるなど、無茶苦茶な強さを誇っている。

そんな彼が、実写化できないポイントは……
■ビジュアルがアウトなのでは……?
■日本でいろいろ関連事件が起こったせいで、“ある部分”が描けない
■実写化すると、パワーバランスが崩壊する
と、このようになっている。

 まずは、「ビジュアル面」。先ほども説明したが、あるお方に似すぎている。スーパー◯ンが、そのビジュアルで記憶されている中、ただ黄色くなって出てきたようなキャラではさすがにコスプレ感は否めない。Sのマークは絶対外したほうがいいし、能力に至ってはほとんど同じ。飛んでビーって光線出して、怪力でズドーン! は、まさにスーパーマ◯の専売特許。

 実は、“見た目が似すぎている問題”はアメコミファンの間でもイジるポイントのひとつ。似ているヒーロー集めたら「どんだけいやがんだ!」となるくらいかぶり倒しているものもいる。まあ、それがアメコミの魅力のひとつでもある。

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