久々に格好良かった昌幸もファンもあ然……「高速関ヶ原」「第二次上田城合戦」とトピック満載だった『真田丸』第36話「勝負」レビュー!

 大軍勢の衝突とあって、それなりに長期化すると思われた関ヶ原の戦いだったが、小早川秀秋(浅利陽介)の裏切りもあって、三成(山本耕史)、大谷(片岡愛之助)勢は奮戦したものの、佐助の報告どおり朝方に開戦、午後すぎには勝敗がついたというのは、ほぼ史実どおりらしい。

 視聴者も驚いただろうが、「わずか一日で味方が敗北」という情報に、地方で戦っていた真田家がどれほど衝撃を受けたのかと想像すると、このあっさりとした描写がかえって効果的だったようにも思う。自分たちは勝っているのに、自分たちの力が及ばないところで勝敗が決してしまう……あ然とした昌幸の表情は痛々しいほどであった。

 ただ、次回予告を見ると回想のような形で、多少は関ヶ原のようすが描かれるようだ。三成や大谷について詳しく描写したドラマは珍しいし、山本の熱演もあってかネット上では、「今年の関ヶ原は西軍が勝てそうな気がする」と、意味不明だが気持ちは痛切にわかるファンの声が上がっていたりもした。三成ファンになってしまった視聴者が納得できるような三成の最期に期待したい。

 なお、“いよいよ関ヶ原”と荒ぶっていた石田三成なりきりアカウント(@zibumitunari)が超ションボリしていたり、『真田丸』での関ヶ原が超高速展開となったことについて、時代考証を務める丸島和洋氏(@kazumaru_cf)が解説してくれていたりする。面白いし、興味深い話題が展開されているので、ぜひ各々のTwitterをチェックしてみてほしい。

決戦!関ヶ原

決戦!関ヶ原

明日9月15日は関ヶ原の戦いが行われた日です

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