「大泉洋史上、最高にカッコいい大泉洋だった!」熱い兄上を演じた大泉に絶賛の声! なお視聴率はやや低迷15%の『真田丸』第35話「犬伏」レビュー!!

1609_sanada35.jpg『真田丸』公式サイトより。

 放送前から中盤のクライマックスになるであろうと予想されていた大河ドラマ『真田丸』(NHK総合)第35話「犬伏」。さまざまなメディアで出演者たちがインタビューなどで登場して期待を煽っていたし、NHKもここにきてドラマ公式サイトを改変、PR動画を作ったり、トップ画像を変えてみたりと大変に気合が入っていた。

 実際、放送直後から「神回だった!」とファンたちは絶賛の声を上げているが、視聴率は15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とやや低調な数字に終わってしまった……。ここまでレビューを続けてきている身としては大変不満な数字なのだが、期待に応える素晴らしい出来だったのは間違いないので、大変熱かった『真田丸』レビューをお送りする。

 ついに戦いの火蓋が切って落とされた“関ヶ原の戦”。大谷刑部(片岡愛之助)の協力を得た三成(山本耕史)は、大坂でついに挙兵。大坂城周辺に住む諸大名の人質たちを集めようとする中、細川忠興の妻・玉(橋本マナミ)は、きり(長澤まさみ)の救出の手を振り払い、死を選ぶ。一方、上杉攻めのための徳川軍に従っていた真田家に大坂で三成や刑部が打倒家康(内野聖陽)のために挙兵したという報せがもたらされる。どちらに味方すべきか、信繁(堺雅人)、信幸(大泉洋)、昌幸(草刈正雄)の三人は下野国・犬伏(いぬぶし)の地で白熱した議論を戦わせる――と、世に名高い“犬伏の別れ”を主軸としたストーリーが展開された第35話。

 石田三成と大谷刑部の篤い友情シーンからの、命を削って策を練る下りは、男性ファンも腐女子たちも大喜びしそうな心打たれるエピソードになったし、きりと、最近になって難有りな一面が大分見えてきた春(松岡茉優)の意地の張り合いも可愛らしい。加えてやっぱりぼんくらっぽく見える徳川秀忠(星野源)の妻・江(新妻聖子)の登場など、見どころが多かったのだが、注目すべきはやっぱり最後の親子3人が集結するシーンだろう。

 昌幸の目論見よりも早い三成の挙兵で、計画が狂ってしまった真田家。再び戦乱の世が来ると予想……というか戦乱の世になってほしいと願う父に対して、しっかりと現状を分析し、玉虫色的な意見をはねのける気迫あふれる信繁も格好良かったのだが、それにも増して兄上・信幸が格好良かった。

清須会議

清須会議

これでは秀吉を演じているですよね、大泉洋

「大泉洋史上、最高にカッコいい大泉洋だった!」熱い兄上を演じた大泉に絶賛の声! なお視聴率はやや低迷15%の『真田丸』第35話「犬伏」レビュー!!のページです。おたぽるは、その他ホビーの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!