『おじゃる丸』小西寛子への誹謗中傷はフォロワー10万人の「ANiME SEiYU」! 長野県警とアニメ界の癒着疑惑も……

 長野県警の捜査には、なぜ不備があったのだろうか? 突飛に聞こえるかもしれないが、長野県警とアニメ業界が癒着している可能性も浮上しているのである。

 長野県警長野中央署には、「中央署のおにいさん」と「中央署のおじさん」という2人のイメージキャラクターがいる。作者は、長野県出身の女性漫画家である唐花見コウだ。

 この2人が登場するマンガ『けいさつのおにーさん』は、芳文社の「まんがタイムジャンボ」と「まんがホーム」で連載され、単行本やドラマCDも発売されている。また、アニメ雑誌「アニメージュ」(徳間書店)のムックでも「けいさつのおにーさん」がとり上げられていたという。

「捜査の不備について不信感を持ちましたので、われわれも単刀直入に長野県警の捜査1課長にアニメ業界との関係を尋ねましたが、その答えはご想像におまかせします(笑)。ともかく、4月に人事異動があり、新任の捜査1課長は真剣に事件に取り組んでいますので、信用したいと思います」(同)

 実は、捜査については、それ以前からおかしなことがあったという。

「小西の名誉毀損事件について、刑事告訴をする上でわれわれが長野県警中央署に出向いて書類を作成したり、調書化している時期に、中央署や県警サイバー課などの具体的な部署名や手続きの流れなどが2ちゃんねるなどに書かれていました。どうして、こんな情報が表に出てしまうのかと首をかしげていました」(同)

 長野県警は『中央署のおにいさん』をイメージキャラクターとして採用した手前、アニメ業界が悪いイメージで語られないよう配慮をしていたのであろうか?

 真相は不明ながら、芸能界においても大手芸能事務所が警察OBを顧問に据え、所轄署と癒着し、実際に事件が隠蔽されたり、逆に事件が捏造されるというウワサが以前からささやかれている。

 近年、SMAP騒動に見られるように事務所との関係が悪化し、タレントが干されるという事件が一種の社会問題となっている。小西寛子の名誉毀損事件は、単にいち個人の名誉毀損事件ではなく、この国のエンターテイメント業界の体質を告発するものだ。

 小西自身は、自身が『おじゃる丸』から降板した理由について、こう語っている。

「私が知っているのは、私の事務所社長とおじゃる丸の番組関係者の録音音声です。このやりとりを公表すれば、なぜ私が役を外され、その後もいじめられ続けたのか、世間の皆様にハッキリ分かっていただけると思います」

 新しい情報が入れば、また、追って報告したい。
(取材・文=星野陽平)

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