“月1連載”『BORUTO』、2回目も「映画のまんま」!? 今後のアニメ化のためか、人気声優の調査も怠らない「ジャンプ」

――発行部数約230万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

160606jump.jpg「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2016年27号の表紙を巻頭カラーは、連載2周年を突破した『火ノ丸相撲』。連載開始時期を見ると、現在アニメが放送中の『僕のヒーローアカデミア』と“ほぼ同期”の本作。アニメ化を所望する声も多いがはたして――コミックス各巻の重版が決まった中、今後に期待したい。

 今号の掲載順位は『火ノ丸相撲』以下、『僕のヒーローアカデミア』『ONE PIECE』『BORUTO-ボルト-』『斉木楠雄のΨ難』『鬼滅の刃』……と続く。センターカラーを飾ったのは、先日単行本1巻を発売した『鬼滅の刃』。連載当初はその独特な作風から「ジャンプっぽくない」「打ち切り候補」などと言われていたが、話を重ねるうちに「面白い」と支持する声が強くなっているように感じる。こちらも今後が楽しみな作品だ。

 そして、もうひとつのセンターカラーは“月1連載”の『BORUTO-ボルト-』。岸本斉史の大人気コミック『NARUTO-ナルト-』の続編となる本作は、岸本斉史監修の元、岸本のアシスタントだった池本幹雄が作画を、昨年8月公開の劇場版『BORUTO ボルト -NARUTO THE MOVIE-』で岸本と共に脚本を手がけた小太刀右京が本作でも脚本を担当している。

 前回は、池本作画に慣れないファンの「絵が残念」という声など、否定的な意見が目立った本作。2回目となる今回とはいうと、マンガの内容が前回と引き続き劇場版『BORUTO』をなぞったものとなっていることから、「連載する意味あるの?」「映画見ている人は退屈」「映画のまんま」という声が。しかし、1回目の冒頭では、劇場版の後日譚と思われるシーンがあるので、とりあえずは劇場版の内容を描ききった“その後”を待ちたいところではある。

 今号でもうひとつ注目したいのが、“「ジャンプ」と声優”。今号の読者アンケートハガキでは、声優について「関心はあるのか」といった質問をはじめ、神谷浩史や宮野真守、花澤香菜や水樹奈々といった声優の名を上げ、「好きな男性声優/女性声優」を聞いている。

 大人気アニメとなった『おそ松さん』(テレビ東京系)が証明するように、人気となるアニメは原作のパワーや物語の面白さだけでなく、出演声優陣が左右する場合がある。先日アニメ化が決定し、神谷浩史に小野大輔と豪華すぎる声優陣が話題となった『斉木楠雄のΨ難』もその様相を見せている状態だ。

 数多くのアニメを輩出し続けている「ジャンプ」だが、ここに来て改めて“集客力のある人気声優”を調査しているのだろうか……。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

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