あれ、長澤まさみ・きりが可愛い……? 茶々と秀吉の怖さが際立った『真田丸』第19話ざっくりレビュー!

 さて、ほか気になるシーンといえば、モリモリと石田三成、大谷吉継(片岡愛之助)と信繁が仲良くなっていくところも挙げられそう。狂犬・加藤清正(新井浩文)やコンニャク・片桐且元(小林隆)など、話が通じない連中ばかりの大坂城にあって、まともに話せる2人。何だかんだで世話を焼いてくれる三成のツンデレ具合もホッコリさせられるが、この2人と親しくなっていくからこそ、関ヶ原の合戦が楽しみになってくる。そういえば、信繁は大谷吉継の娘を正室(竹林院)としていたはず。娘役は誰が演じるのか、楽しみ。

 一方で、信幸の婚約の成り行きも見逃せないところ。とうとう政略結婚を押し込まれてしまった信幸。何だかんだで夫婦仲が良かっただけに、気がつけばいつもゴホゴホしている病弱な嫁・こう(長野里美)はどうなるのか。そして苦労性な信幸は、とうとう家庭でも苦労を重ねてしまうことになりそうだが、どうなるのか。ボヤく信幸を演じる大泉の演技は、大好物なので期待したいし、「じゃがではござらん!」級の名言が再び飛び出してくれそう。

 腹黒さがどんどんにじみ出てきて、家康が家康っぽくなってきたし、前回18話ではちょっとしょぼくれて見えた“パパ幸”こと昌幸が駿府城の見取り図を眺め、「使えるな!」と言い出すシーンは非常にウキウキした様子で一安心。次週は、秀吉がさらに怖いところを見せてくれそう。引き続き楽しみに待ちたい。
(文・馬場ゆうすけ)

戦国姫 ―茶々の物語― (集英社みらい文庫)

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三姉妹の長姉がこれで妹がお江だもんなぁ、おっかねぇ

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