【速報3】CG児童ポルノ裁判記者会見 堂々と不当判決を批判する被告に、今後の創作活動も聞いた

「当初からCGだと主張したことはありません。私は絵画を制作してきた」

 改めてそう語った高橋さんは、裁判官が判決要旨を読み上げている最中も、微動だにせず聞き続けた。そこには、単に罪から逃れたい意図で「芸術である」と述べているのではない、確固たる意志を感じる。

 そんな高橋さんは、今後も同様の創作活動を続けていくつもりかという問いに、否定の言葉を述べた。

「制作者の意図にかかわらず、どういう受け取り方をされてしまうかはわかりません。見る人によってとらえ方はさまざまですし、視覚に訴える作品のインパクトは強いものです。そういうところで誤解を与えてしまう可能性があるこのようなものの創作は、しないと思います」

 すわ萎縮か。だが、高橋さんは「萎縮しているのではない」という。

「強い意志を持って描くときに、児童ポルノに該当してしまうのではないか、というところまで踏み込んでしまうことはあるかもしれません。でも、明らかに誤解を受けやすいと自分で思うような創作はしないと思います」

 そこで、今後はどのような創作を行っていくつもりかと尋ねてみたところ……。

「絵というものは、幼い時からたしなんできたものなので、描き続けていきたい。自分の中で表現したいものはたくさんありますから、今回、俎上にのぼったもの以外も表現していきたいのですが……具体的なものは今は述べられません」。

 あくまで過去の写真集を素材として架空の人物を描き出すという新しい形の創作活動に対して、被写体と同一人物などとの言質を重ねて有罪判決を下す裁判所。

 ただ、裁判所が悪などと断じることはできない。なぜなら多くの人々も「CG児童ポルノ裁判」という通称もあってか、いまだに「写真集をトレースしてCG加工した」あるいは「コラージュである」という誤解しているからである。

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