「ここまでくると嫌がらせ……」絶賛炎上商法中(!?)『進撃の巨人』水原希子“世界が高く評価”報道の違和感

1509_shingekijpg.jpg映画『進撃の巨人』公式サイトより。

 映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の後編『エンドオブザワールド』が、いよいよ19日に公開を迎える。原作・アニメファンからは大ブーイング、批評家からは酷評が寄せられる中、『前編』は初週末興行収入が約6億円とヒット、さらに続々と海外での配給を開始。香港では初日のディリー興行収入1位、フィリピンでは同国の日本映画史上最高の興行収入をマークするなど、ファンの「嘘だろ」「誰がそんなに見ているんだ?」という思いとは裏腹に、大快進撃を続けている。

 さらに7日には、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』について、「7月にハリウッドで行われたワールドプレミア上映会でも随所で歓声が飛び、観客の心を掴んだ」と報じるニュースも。記事の中では、特にミカサ役を演じた水原希子は世界中から高く評価されており、その人気は日本にとどまらず、世界へと広がっていきそうだと、天井を突き破らんばかりに持ち上げている。

 このニュースに、もともと原作からの大幅な改変に憤っていたファンが噛みつき、「ここまでくると嫌がらせとしか思えない記事」「“日本にとどまらず”って、日本で人気なかったろうが!」と爆発。さらには、「海外でうける顔立ちだよな、日本よりは」「どうぞどうぞ、アメリカ行ってくれ」「一生向こうでがんばって」と、怒りの矛先は水原にも向けられ、ネット上は大盛況。

 ここまで原作ファンを怒らせる映画も珍しいが、果たして公開が迫る後編の出来はどうなっているのだろうか? 試写会に足を運び、一足早く映画を鑑賞した映画ライターや、批評家からの評価は芳しくないものが目立ち、Twitter上などでは「『危険』どころか普通にダメな映画」、「『映画秘法』ライターさんたちの批評が楽しみです」(脚本の町山智浩が同誌でライターを務めていたことから)とまで言われてしまう始末。

 あれだけファンからは叩かれた“前編のほうがまだ退屈する箇所が少なかった”と言われてしまう後編。またもやファンの激怒を買いそうだが、ここまでくると逆に見たくなってくるだけに、もしかしたら高等な“炎上商法”なのかも……? 世界が注目する(と、もっぱらの噂の)水原希子の演技とともに楽しみにしたい。

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