「作画酷いな」アニメ『ONE PIECE』“ローの腕千切れ”も悲惨度ゼロ!?

1509_onepiece.jpg『東映アニメーション公式YouTubeチャンネル』より。

 1999年から放送され、すでに長寿アニメと化したTVアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)。「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」/集英社)に連載している尾田栄一郎氏の原作に追いつく勢いで現在も放送中で、今月6日、最新話も遠慮なしで放送された。ただ、ギネスに認定されるほどの原作マンガに比べ、最近のアニメは「あまりに作画が酷い」と、ファンをげんなりさせている。

 原作でようやく終わりが見えた“ドレスローザ編”。アニメ版でも同編の佳境に突入し、最新話にあたる708話「熱き闘い ローVSドフラミンゴ」では、タイトルそのままに、“死の外科医”トラファルガー・ローと“JOKER”ドンキホーテ・ドフラミンゴが死闘を繰り広げた。そして、原作でも「シャンクスの価値が下がった」と問題になった、“ローの腕千切れ”シーンをアニメでもきちんと放送。日曜日朝9時30分という時間帯だけに苦情が殺到するかと思いきや、「バギーなんてバラバラだしな」「シャンクスもないし問題なし」「ゼフも足ないから」など、ファンはまるで心配する様子がない。

 また、「ブロッケンマンがラーメンマンにラーメンにされるところに比べれば全然平気」「ゴンがボマーに爆破されるところのほうがグロい」「北斗のあべしとか」と、過去に放送された「ジャンプ」系TVアニメを例に挙げるファンも見られ、“ローの腕千切れ”程度ではノー・ダメージのようだ。

 それどころか、「作画酷いな」「作画のせいで、オラついてるように見える」「相変わらずナルトとかに比べてアニメショボいな」といった、アニメ版の作画の酷さを指摘する声が多く、中には「これじゃあ、子どもすらドキドキしないだろ」とまで言い出すファンも……。

 作画が酷いと言えば、現在放送中の『ドラゴンボール超(スーパー)』(フジテレビ系)。アニメシリーズ初となる原作者・鳥山明氏が原案に携わるため、大人も子どもも期待を寄せた。しかし、ふたを開けてみると、動きは固い、遠近法はブレブレ、顔は腑抜けみたい、と散々な仕上がりにファンはガッカリ。それを決定付けるかのように、べジータの“右手”が“左手”になるという大失敗をやらかした。

『ONE PIECE』『ドラゴンボール』と、原作は日本を越え、世界的な人気を誇る作品。だからこそ、しっかりとアニメも作ってほしいところだが……。

 ただ、それはTVアニメでの話。来年公開予定の劇場版『ONE PIECE』4年ぶりとなる『ONE PIECE FILM 2016』には、原作者・尾田氏も関わりそうな雰囲気が漂っており、そちらは期待が持てそうだ。なお、劇場版と連動でTVアニメ・オリジナルストーリーが展開されることも多いので、アニメ版だけが酷い出来とならないことを祈りたい。

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