ポケモン世界大会にレミントンショットガンを持った“武装者”が！　無事逮捕も「リアルロケット団か」の声

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『ポケモンワールドチャンピオンシップス2015』公式サイトより。

『ポケットモンスター』（以下、『ポケモン』/株式会社ポケモン）のゲームと、TCG（トレーディング・カード・ゲーム）の世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス」が米・ボストンで今年も開催された。しかし、楽しいはずの大会が一変……。会場内にて“銃器不法所持の2人組逮捕”と発表され、世界中の『ポケモン』ファンを不安にさせた。日本のファンもまた同じかと思いきや、なぜか盛り上がってしまっているようだ……。

　1996年、ゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』（当時、任天堂）を発売。小中学生を中心に広がり瞬く間に大人にまで火がつき、以降その人気は衰えず、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDS、ニンテンドー3DSとシリーズは続いている。また、『不思議のダンジョン』シリーズ（株式会社ポケモン/スパイク・チュンソフト）、『トローゼ』シリーズ（株式会社ポケモン）、果てには『ポケモン＋ノブナガの野望』（株式会社ポケモン/コーエーテクモゲームス）など、スピンオフゲームも発売されるほどの人気ぶりだ。

　当初151匹から始まったモンスターも、現在では720匹。ひとりで集めるとなると至難の業であり、周囲にプレイしている友だちがいないプレイヤーは、オフ会などを積極的に開催し、フルコンプリートを目指している。

　そんな『ポケモン』の世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス」。2009年に初めて開催されて以来、毎年世界中のプレイヤーが参加する同大会は、世界各国での予選トーナメントを勝ち上がったプレイヤーが、『ポケモン』のゲームとTCGで熱いバトルを繰り広げる、まさに『ポケモン』世界一を決める超大型イベントだ。

　7回目となる今年の開催地は米・ボストンだったのだが、同会場で銃器を不法所持した2人組の男を逮捕するという事件が発生。発見された武器は、「レミントンショットガン」「AR-15ライフル」1丁ずつ、数百発の弾薬、さらに狩猟用ナイフ……。会場前で逮捕されたため大惨事には至らなかったが、背筋がゾッとするような恐ろしいニュースだ。

　この逮捕に世界が震撼。ところが日本のファンからは、「タネマシンガンにしとけ」「れいとうビームの発射に期待！」「ヘドロばくだんも投げる？」など、『ポケモン』の“わざ”に絡めた声や、「リアルロケット団か！」「タイプ：あく」「アメリカンギャングの したっぱが しょうぶを しかけてきた！」といった『ポケモン』に登場する悪いものを連想させる声などが聞こえてくる。

　ちなみに、「あく」には「かくとう」が“こうかはばつぐん”なので、日本で開催される際は、警備員にオタク格闘家・佐竹雅昭あたりを雇っていただきたい。