『ポケモン』つながり!? 急接近をにおわせる小学館と出版社・オーバーラップの関係

『ポケットモンスター』関連の事業でも知られる出版社オーバーラップ。元々メディアファクトリーからの独立組によって2012年に設立された同社は、ポケモン事業と共に、13年から展開するライトノベルを軸としたオタク系出版社としてのイメージが強い。

 そんなオーバーラップだが、いつの間にか同社の会社案内に小学館の重役と思しき名前が記載され、「オーバーラップに小学館が資本参加しているのではないか」という噂が飛び交っている。

 オーバーラップの会社案内に記載されているのは、「顧問」の肩書きを持つ白井勝也氏。白井氏は1968年に小学館に入社後、マンガ編集者として数々の作品を担当。1980年に「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)が創刊されると編集長に就任し、以降10年間にわたって同職に務めた。その後は、2014年まで小学館の副社長などを歴任。2014年5月からは小学館の最高顧問となっている。確認できる範囲では、昨年7月時点でオーバーラップの会社案内に白井氏の名前は記されていなかった。

 オーバーラップは、設立当初より『ポケットモンスター』関連の書籍の発行・CDの販売を手がけていた。そのため、『ポケットモンスター』のメディア展開などを手がける小学館との関係は深かったようだが、白井氏が小学館の最高顧問の職と共に顧問を兼任しているとなると、より緊密な関係性を感じさせるが……。今後のオーバーラップの動向に注目だ。

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