まなみのりさが半年で起こした“革命”とは!?　4thワンマンライブからオールナイトイベントまでまるっとレポート！

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■アイドルが深夜に六本木の地下でオークション!?

　さて、今回は“革命”ということで、4th ワンマンの後にもイベントが。その名も「まみりーオールナイトフィーバー」。会場を六本木 Morph-Tokyoに移し、ライブあり、スペシャル企画ありの、その名の通りオールナイトのイベントだ。しかし、“打ち上げ”的な側面もあり、ファンの有志たちがファン同士も交流してほしいと、名札を用意。筆者も、「みんな名前がわかった方がいいと思うので、ぜひ名前を書いてください」と勧められ、首から名札を下げていた。確かにお互いの呼び名がわかると、初めて会う人同士でも、同じファンとして親近感が増すので話しやすくなる。会場では、終始団同士が交流し合う様子が見られた。

　そんなアットホームな雰囲気の会場には、オールナイトのイベントにも関わらず、どんどんファンが集まり、当初、フロアに座って楽しもうとしていたファンたちだったが、「立たないと入り切らないって！」の声に、驚きの声が上がるほどだった。

　そして、待望のオールナイトのイベントは、スペシャルアンコールのライブステージからスタート。のっけからタオルを回す「PUNKISH PRINCESS」で始まると、MCでさっそく「前回、ここでワンマンやった時より、（観客が）多いですよね？」と驚くみのり。実際、3rd ワンマン時より多い150名以上のファンが詰めかけており、「（いつもライブをしている時よりも）ステージの奥行きを狭めて、客席を広くしてもらってるんよ」とまなみが明かしていた。ライブは、その後、間奏でスクワットをする「CQ.CQ.…横浜エディション」、ファンが“回る”「ポラリス Ab」、「ポラリス Episode ZERO」とノリのよい曲ばかりが続き、ラストは推し曲1位となった「逆襲のポラリス」を再び熱唱。が、今回はファンとの距離が近いということもあり、大胆なタイトルになっていると話すMCでは、「シャア！」と叫び、メンバーをいじるファンたちの姿が微笑ましかった【編注：「逆襲のポラリス」発表時、ガンダム世代のファンの多くは“逆襲の”というフレーズに映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を連想していたようだ】。また、ライブの最後には、3人にファンが花束と4th ワンマンのポスターを鉛筆で描いたイラストをサプライズでプレゼントする一幕もあった。

　ライブが終わると、特典会を経て、いよいよスペシャル企画の「まみりスペシャルオークション」へ。司会にお笑い芸人のラバボーズを迎え開催された。出品されたのは、販売分が完売しているTシャツ、4th ワンマンの会場で使用したポスター、そして、まなみのりさがこれまで着用した衣装数点だ。ファンにとっては、どれもお宝。大いに盛り上がる企画となった。

　オールナイトイベントの最後を締めくくったのは、4th ワンマン「MMRevolution ～まみりぼりゅーしょん～」の上映会。会場に流れる映像を食い入るように見入るファンたちだったが、「ポラリス」で“今回だけの回り方”が映し出されると、どこからともなく「おー！」という声と拍手が巻き起こった。

　メンバーだけでなく、ファンも一体となって会場を築くまなみのりさのライブならではのファンの温かい反応も見られた今回。ライブ前に、まなみが「この半年でお客さんとの一体感や信頼関係を築けたことが“革命”でした」と語っていたが、まさにその“革命”を改めて再確認できたライブだったのではないかと思う。
（取材・文／桜井飛鳥）

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