いや、ガチ恋の人はガチ恋の人で素敵だと思いますよ、私はなぜか、ほかのアイドルのガチ恋ファンから、よく恋愛相談をされます。しかし肝心の私自身は、ファンからガチ恋された経験がありません(地下アイドル活動6年目)。先日もファン同士が私の前で「たまちゃんは好きだけど、セックスしたいとかそういうんじゃないですよね」とか「僕はキスしてって迫られても無理ですね」などと盛り上がり始めました。こうして文章にすると、ファン同士が遠慮しあっているようですが、そういう雰囲気じゃないのです。
いやいや、いいんですよ。私もこうみえてアイドルですし。処女ですし。しかし、活動を始めた高校生の頃は「年齢的に無理」とよく言われましたが(逆にものすごい熱心な人もいた)、もう成人したんだけどな……。と、拗ねてはみたものの、歌も文章も純粋に応援してくれるファンはやはり大切な存在です。
そして純粋に応援してくれるせいで輝いて見えるのか、自分のファンはみんなユーモアがあるし格好よく見えます。アイドル活動を辞めても友人でいたいほどです。
そんなことを思いながら、知人の風俗ライターに「今はたくさんの人に愛されているけど、いつかひとりの女として誰かの一番になる日は来るのかな」などと、ぼやいていたら「豊洲の風俗嬢が同じこと言ってたよ」と笑われました。
●姫乃たま
1993年2月12日、下北沢生まれ。日本の地下アイドル。都内でのライブ活動を中心にライター、司会、DJとして活動しているミス器用貧乏。売れる兆しなし。
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