“エレガントかつ美しい”謎解きを目指すも無残…「DEATH NOTE×リアル脱出ゲーム」プレス公演レポート

1406_deathno1.jpg©大場つぐみ・小畑健/集英社

 5月30日より原宿ヒミツキチオブスクラップにて開催されているDEATH NOTE×リアル脱出ゲーム『新世界の神からの脱出』のプレス公演に行ってきました! 

 今や日本中の誰もが「リアル脱出ゲーム」といえば、「あーアレね」と答えるくらい知名度の高いこの新感覚ゲーム。廃校や夜の遊園地、東京ドームなどを舞台として、参加者が謎を解きながら脱出を図るイベントを皮切りに、テレビ放送を見ながらリアルタイムで謎解きをしていく番組、世界同時開催される謎解きオンラインゲームなど、各メディアで一大ムーブメントを起こしています。この画期的なゲームの仕掛け人は、株式会社SCRAP。さぞ大きな会社だろうと想像していたら、全国の総社員数は20人前後(常設型リアル脱出ルーム10店舗の店長含む)だとか。驚きです。

 そのリアル脱出ゲームと今回タッグを組むのが、2004年の連載開始以降一世を風靡したマンガ『DEATH NOTE』(原作:大場つぐみ 作画:小畑健)。原作降誕10周年を記念して開かれる「新世界の神からの脱出」は、2014年にデスノートを使って殺人を犯していく新生キラが現れた設定でストーリーが展開されていきます。作中で主人公・夜神月(やがみらいと)がデスノートを手に入れたのも2004年ですから、原作ファンとしては感慨深いものがありますね。しかし、月は2代目L・ニアとの戦いに敗れ、2010年に死んでいるはず。新生キラとは、いったい誰なのでしょうか?

 それでは、「謎解きとはエレガントに美しく解き明かされていくもの」という運営さんの言葉に従い、早速その流麗な謎解きをレポートしていきます!

【脱出成功条件】
新生キラから生き延びろ

【ストーリー】
 夜神月の死から4年。世界で再び、不可解な「心臓発作事件」が相次ぐ。デスノートに死因を書かなければ、名前を記入された人は心臓発作で死ぬ。そのデスノートのルールを知る捜査員たちは、この世の中にキラの脅威がよみがえったことを知る。“新生キラ”を捕まえるために集められた優秀な捜査員(=イベント参加者)たちは昼夜問わず奮闘するも、足取りをつかめずにいた。そんな時、捜査会議の場に新生キラから殺人予告が届く。

「もうお前たちの顔と名前はわかった。今から1時間後に、お前たちの名前をデスノートに書く。それまでせいぜい悪あがきをしろ」

 その予告で会議室は一斉に動き出す!! タイムリミットは60分。果たして捜査員たちは無事謎を解き明かし、生き残ることができるのか?

 今回の脱出は6人一組のチームに分かれ、基本的に与えられたテーブルを取り囲んで謎解きに挑戦していきます。謎解きはあくまで「捜査室」の一室でのみ行われ、時折室内の一角に用意された「解析室」へチーム全員で移動する必要があります。このローテーションによって少しずつ謎が解き明かされていくため、チーム一丸となって素早く動くことがスピードアップのコツ。ただし走ってはいけません。人のひしめき合う捜査室では、ルールを守ってこそエレガントです。ともあれ、まずは初対面の方たちと役割分担をしつつ、協力し合うことが急務なわけですが……。

 はい。筆者は完全に乗り遅れました。謎解き初参戦ということもあり、まず何をすべきかさえ「????」。チームメイトの見よう見まねで室内にちりばめられた問題を入手しに行ってみたり、ヒントを探しに歩き回ってみたりするものの、立ち位置はすでに蚊帳の外です。

“エレガントかつ美しい”謎解きを目指すも無残…「DEATH NOTE×リアル脱出ゲーム」プレス公演レポートのページです。おたぽるは、イベント情報・レポマンガ&ラノベの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!