“隠れたオタクの楽園”蒲田がアツい! 勝手に選ぶ2014年版オタクが住みたい“東京の街”はここだ!【コミケ編】

 なぜか、この街には「アニメイト」と「らしんばん」、「メロンブックス」の3店舗がすべて存在する。その上、ドール専門店など、やたらとマニアックな店が次々と誕生しているのである。それだけではない。蒲田に本拠地を置くことで知られている「ユザワヤ」。この店は都内各所に店舗を持ち、手芸商品やDIY用品が安く品揃えがよい店として都民に知られるところ。その本拠地である蒲田は、品揃えのレベルが違う。模型コーナーにはプラモデルから鉄道模型までが一通り揃っている。さらに、文具コーナーには、そこいらの画材店も顔負けのマンガ制作に必要な道具がフルで揃っているのだ! 最寄り駅の近くの店でコピックを売っている地域なんて、東京でもなかなか存在しない。

 おまけに、元が労働者の街だったためか、基本的に食べ物が安い。スーパーも各所で値下げ合戦を繰り広げている。ゆえに、生活に便利なこと、この上ない。一般に秋葉原に次ぐオタクの街として認識されている池袋、中野や立川に劣らない、真のオタクのための街。それが蒲田なのだ。

 この蒲田、京浜東北線で秋葉原まで一本なのも重要なポイント。これに加えて2つ先の大井町駅は、りんかい線の接続駅である! つまり、最短30分を切る時間でコミケの会場である東京ビッグサイトまで到達できるのだ。なので、日常のオタク趣味を便利に満たすための“蒲田”、あるいは、秋葉原にも一本でいけて、かつコミケの時には会場まで激近の“大井町”は、オタクにとって、とことん住みやすい街のハズだ。

 ただ、どちらの街も近年は再開発が進み、家賃は上昇気味である。そこで、もっと安く住みたいならば、東急線の“旗の台駅”が穴場である。この駅は、東急大井町線と東急池上線の接続駅。大井町にも蒲田にも近いし、おまけに渋谷にも近い。駅周辺には鄙びた商店街の広がる東京のレトロタウンで、オシャレな雰囲気は皆無。でも、家賃を抑えてオタク趣味を満喫したいなら、オススメだろう。

 ここまで、いくつかの街を紹介してきた。でも、結論はやはり「住めば都」。東京の街で青春の思い出を創ってほしいものだね。
(文/昼間たかし)

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