オタクに住みやすい東京の街を、独自のテーマで紹介するこの特集。最後に、秋葉原にとらわれずに紹介してみたい。
東京にやってきたオタクが、絶対に行くであろうイベントといえば、毎年2回開催されるコミックマーケット(以下、コミケ)である。その会場となっている東京ビッグサイトは、コミケのみならず様々な同人誌即売会などのイベントが開催される場所だ。そのため、ここにアクセスがよい街に暮らすというのも、よい選択である。
コミケへ最もアクセスがよい街として挙げられるのは“豊洲”である。ここからなら最悪、徒歩でもビッグサイトまで行くことができる。でも、まだまだ開発中の臨海部ゆえに店は少ないし、最も近いターミナルである有楽町・銀座ですら結構遠い。おまけにここに住んでいるとなれば、オタ仲間の「合宿所」とされてしまう危険性が大いにある。
筆者の知人で、豊洲の高級マンションに暮らすオタクな人物がいる。彼のマンションは、来客用のゲストルームがあるのだが、夏・冬は必然的に合宿所になっている。いや、本人が問題にしないのならば構わないけど、夏・冬の2回、同人誌を抱えたハイテンションなオタクたちがやってくるわけだ。そうした「友人」たちと雑魚寝する3日、あるいは4日間が続くのである……。いずれにしても、毎日をお祭りのように楽しみたい人じゃなければ、避けたほうがよいセレクトなのは間違いない。
■東京南部に隠れたオタクの楽園が
では、コミケにも便利でベストな地域はどこか? ここで俄然オススメしたいのは、東京南部の“大井町・蒲田”の2つの街である。蒲田といえば、以前であれば“労働者の街”というイメージが濃かった。ところが、近年の蒲田は違う。再開発が進んだことで、ベッドタウンとして発展。それと共に、なぜかオタクな店も増加しているのである。
“隠れたオタクの楽園”蒲田がアツい! 勝手に選ぶ2014年版オタクが住みたい“東京の街”はここだ!【コミケ編】のページです。おたぽるは、その他、ホビー、2014年版オタクが住みたい東京の街、大井町、旗の台、蒲田、豊洲の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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