『テニプリ入学試験』熟練のオタクにも高い壁!?　ガチ難易度が話題

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　11月4日に行われた『テニプリ入学試験』。『テニスの王子様』（集英社）シリーズの知識を競うファンイベントが、「ハイレベルすぎる……」と話題になっている。

　同イベントは作品への愛と知識を競い合う、『テニスの王子様』連載20周年企画だ。9月の1次試験では、受験者は作中に登場する青学、不動峰、ルドルフ、山吹、氷帝、六角、立海、比嘉、四天宝寺の全9つの学校から1校を選んで試験に挑戦。1次試験を突破した上で本試験に合格した猛者のみが、自分の写真が入った「公式学生証」をゲットできるというもの。ファンならぜひとも欲しい賞品とあって注目が集まったが、模擬試験ですら「侑士と謙也が商店街でした福引の特賞賞品は？」「柳が作成した“秘伝の乾巻物”の本数は？」と熟練のファンをも苦しめる超難易度の問題ばかり。

　約7,000人の挑戦者から、1次試験を突破できたのはたった約400名。本試験はさらに尋常ではない難易度だったようで、「ラケットが画像のように破損したのはどの大会の誰対誰の試合？」「次のセリフがあった時点で、試合のスコアは何点？」ともはや異次元のレベルに。本編だけではなくファンブックやキャラガイドにも目を通している必要があり、ゲストでやってきた手塚国光役の声優・置鮎龍太郎も思わず「知るか！」と言い放ったそうだ。

　試験を受けた人からは、「超難しかった！」「受付もスタッフもガチの受験みたいで笑うしかない」「テニプリの知らないこと、まだまだあるんだな……」と悲鳴のような感想が続々。なお、試験の解答は受験者限定サイトで公開され、合格点は40点、最高得点は88点だったという。

　公式もファンも全力で楽しめる、愛に溢れた企画だったようだ。