AKB48の“デート企画”に批判殺到で運営謝罪も、「表現を変えただけ」とファンから厳しい意見

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AKB48公式サイトより

 今年11月に福岡で開催される『博多座開場20周年記念 AKB48グループ特別公演』でのイベント企画の内容が物議を醸している。

 24日、運営側はAKB48公式サイトで、ファンクラブ会員を対象としたチケットの先行発売の告知とともに、“メンバーと触れ合えるお楽しみ企画”について発表。3つの企画の中には「メンバーと恋人体験ができる!?“デートチケット”」なるものが用意されている。

 これは開場中、日替わりでメンバーと博多座にて待ち合わせをし、一緒に舞台鑑賞ができるというもので、終演後には日替わりメンバーにまつわる出演メンバーと面会ができるという。該当公演を申し込んだ中から抽選で各日100人が、自分の推しと“デート”することができるというわけだ。

 CD100枚購入で1時間のデート券がもらえるなど、“デート商法”はこれまでにもさまざまなアイドルたちがファン心理を利用して行ってきた販促手段の一つ。

 48グループ界隈でも、AKB48/SDN48の元メンバー・佐藤由加理が2014年にデビュー10周年のメモリアルフォトブック製作を目的としたクラウドファンディングを実施し、「本人の手作りケーキによるおもてなし」「打ち上げカラオケパーティにご招待」が付いたコースを設け、目標を大きく上回る資金を調達。

 同じく元AKB48の森杏奈も、写真集出版のクラウドファンディングでデートの権利がついた20万円のコースを設け、ファンから批判を浴びつつも用意された5口はあっという間に売り切れ、目標金額の200万円もたったの1日で達成されるという結果を生んでいる。

 しかし、グループを卒業し、ホームを失ったことで厳しい状況に陥ったOGたちと、未成年も含む現役メンバーとでは話は別だろう。ましてや、ファン男性による元NGT48山口真帆への暴力事件は未だ何の解決に至っていない状況だけに、発表直後からネット上ではファンから「これはさすがに……」「控えめに言って気持ち悪い」「『デート』で釣るな」「NGT事件から何を学んだのだろう」などと批判の声が殺到。

 これを受けてか、26日には公式サイトで「一部誤解を与えてしまう表現がございましたので、該当記事を修正後、改めてご案内させていただきます」と謝罪。その後、「観覧メンバーと一緒に出演メンバーを応援しよう企画!」と名称を変え「公演を観に来ているメンバーと一緒に、みんなで舞台鑑賞が出来るスペシャルチケット!」「終演後には出演メンバーからご挨拶させていただきます!」と“デート”というニュアンスを省いたものに変更されている。

 だが、「表現を変えただけで、結局メンバーにデートさせるんだろ」「『堂々とやれば無問題!』てことかな?」と、依然として抵抗感を示す声が多く上がっている状況だ。

 ちなみに、この企画に参加するメンバーは多い日で3名。ファン100人対メンバー3人での観劇を“デート”として売り出そうとした背景には、集客的にもそれだけ厳しい状況に置かれているという運営側の焦りもあるのかもしれない。

 ステージ外で「性」を売り物にされるアイドルたちの負担はいかほどのものだろうか……。

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