メドベージェワ選手も興奮で「寝れない」ほど!?  『ユーリ!!! on ICE』第7話が“神回”でファン爆死

1611_yuri_7.jpg『ユーリ!!! on ICE』公式サイトより。

『うたの☆プリンスさまっ♪』『刀剣乱舞』などの強豪を抑えて、女性向けでは今期の覇権アニメとなりそうな話題作『ユーリ!!! on ICE』(テレビ朝日系。以下、『ユーリ』)。深夜2時すぎの放送にもかかわらず、放送後は毎週ネットが大盛り上がりとなっている本作ですが、16日の第7話放送後、物語の展開に“爆死”するファンが続出しています。

 男子フィギュアスケートが題材の『ユーリ』。アニメで本格的にフィギュアスケートを表現している点も魅力のひとつですが、主人公・勝生勇利とそのコーチを務めるヴィクトル・ニキフォロフの関係性も見逃せません。ネットで勇利のスケーティングを見て、世界王者という肩書きを捨て、勇利のコーチになったヴィクトル。突然やってきたヴィクトルに勇利は身も心も“かき回される”のですが、ヴィクトルと触れ合うことで、勇利は人としても、選手としても成長していきます。

 そして話題の第7話「グランプリシリーズ開幕!やっチャイナ中国大会!フリープログラム」は、グランプリシリーズ中国大会・フリープログラムに挑む勇利が描かれていく回。前回放送の第6話では、ヴィクトル直伝の“エロス”なプログラムでショートプログラムをトップで終えた勇利。フリーは他の選手に追われる立場となるのですが、それを経験したことのない勇利はプレッシャーで睡眠不足。それでもって、他の選手が見事な演技をするものですから、勇利のガラスのハートは破壊寸前に……。

 そんな勇利をヴィクトルは人目の付かない場所に連れ出し、落ち着かせようとしますが、上手くいきません。するとヴィクトルは勝負に出て、勇利が勝てなかったら責任を取ってコーチを辞めると宣言。その言葉を聞いた勇利は、「なんで試すようなこと言うの?」とまさかの号泣。ヴィクトルはさらに困惑してしまうのですが、「僕が勝つって僕より信じてよ! 黙ってて良いから離れずに側にいてよ!」という勇利の言葉にハッとさせられます。

 これまでの『ユーリ』は、主に勇利の成長に焦点が当てられていましたが、ヴィクトルもコーチとして苦悩し、そして勇利と共に成長しているのだと、このシーンから感じます。

 そして、“問題のシーン”はこの後。泣いてすっきりした勇利は、かなり冷静に演技をスタート。頭の中で「僕が急に泣き出した時のヴィクトルの顔、面白かったな」と言ってしまうほどです。順調にプログラムを進めていく勇利ですが、ここであることを思いつきます。最後の4回転ジャンプをトゥループから高難易度のフリップにしてみようと。もっと強くなりたい、強くなれる、ヴィクトルの想像を超えられる――勇利は4回転フリップを飛んでみせます。実は4回転フリップはヴィクトルの代名詞と言われた技。

 これに感極まったヴィクトルは、演技を終えた勇利に抱きつき、唇を近づけます!! キスしたのかどうかは、上手いこと身体で隠れてしまっていたので、ヴィクトルと勇利のみぞ知ることですが、「ユーリ以上に驚かせる方法はこれしか思いつかない」とヴィクトルのセリフを聞くと……。

 そんな勇利とヴィクトルが描かれた第7話には、「神回だった……!」「公式が病気」「天に召されました」と歓喜する声が続出中。アニオタと知られるロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手も第7話の展開に興奮し、Twitter(@JannyMedvedeva)に「寝れない」とつぶやくほど! 翌日の昼過ぎまでTwitterのトレンドに「ユーリ第7話」というワードが入るほどの盛り上がりを見せています。

 ちなみに、元フィギュアスケート選手の八木沼純子さんは過去のインタビューでコーチと選手の関係性について「お互いにお互いを認め合うような師弟愛と言いますか、“疑似恋愛”的なところはある程度必要」と語っていたります。

 勇利とヴィクトルはそれを超えている感はありますが、今後も彼らの“擬似恋愛”(!?)の模様は、ファンを騒がせそうです。

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