諏訪部順一が高橋大輔を声優にスカウト!?「べ様ナイスアイディア！」 世界女王も大好きな『ユーリ』が熱い！

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『ユーリ!!!　on ICE』公式サイトより。

　原案：久保ミツロウ×山本沙代、監督・シリーズ構成：山本沙代、キャラクター原案：久保ミツロウという布陣で、アニメ業界では珍しい男子フィギュアスケートを題材として描くTVアニメ『ユーリ!!! on ICE』（テレビ朝日系、以下『ユーリ』）。

　ハイクオリティな作画と、コミカルながらシリアスなストーリーで、女性から圧倒的な支持を集めているが、同作にヴィクトル・ニキフォロフ役として出演中の声優・諏訪部順一が、プロフィギュアスケーターの高橋大輔に声優出演のラブコールを送り「べ様ナイスアイディア！」「おお！ それはちょっと気になるぞ…」「出来たら本当に面白いし、スケートがさらに盛り上がること間違いなし！」と話題になっているようだ。

　ことのきっかけは、高橋大輔が10月29日に放送された『SmaSTATION!!』（テレビ朝日系）にゲスト出演した際に、今後挑戦してみたい仕事を尋ねられ「アニメが好きなので、声優」と答えたこと。これを聞きつけた諏訪部順一が、自身のTwitter（@MY_MURMUR）で「なに！？高橋大輔さん、声優をやりたいと！！ うってつけの作品をひとつ知っています。スタッフゥ〜ッ！！！」とコメント。

　アニメ『ユーリ!!! on ICE』は、日本の崖っぷちスケーター勝生勇利、ロシアの“妖精”ユーリ・プリセツキー、そして、世界選手権5連覇の絶対王者ヴィクトル・ニキフォロフが挑むフィギュアスケート・グランプリシリーズを舞台とした物語。諏訪部順一が演じる、ヴィクトルは、毎シーズン自身の記録を塗り替え、世界一モテる男とまで言われるスケート界のレジェンド。アニメ内でもヴィクトルの人気はすさまじく、ラジオ『ユーリ!!! on RADIO』（文化放送）で、勇利とユーリを務める豊永利行と内山昂輝から「主役より人気がある」といわれるほど。

　そんなヴィクトル役の諏訪部順一は「世界観にこれ以上なくフィットする感じで、御本人役で出演いただける作品がありますよね！」と本人役での出演希望のよう。諏訪部順一のTwitterには「ここは日本のレジェンド役として、ヴィクトルと勝負するしかないですね！」「私も一瞬で同じこと思いました～！」と“スケオタ”たちからコメントが寄せられ、リツイート数は24,000以上にも（4日現在）。

　一部では「高橋嫌いじゃないけど、声優以外が声優に挑戦するのはちょっと…」「それでユーリの世界観が壊されたりするのはなぁ」「これは諏訪部余計なこと言ったんじゃない？」という、著名人の安易なキャスティングに反対の声もあがっている。

　しかし『ユーリ』ではもともと、テレビ朝日のアナウンサー・加藤泰平が、作中に登場する諸岡久志アナの声を務めていたり、アニメに登場する選手にもモデルとなった選手がいるとされているため、「実際、フィギュアの解説に登場している人がアニメにもいると臨場感出るよね」「本人役って諏訪部さんも言ってることだし、そういうサプライズみたいな感じなら全然いいと思うんだけどな」と好意的な声が多いようだ。

　ちなみに、実在するスケート選手の中にも『ユーリ』ファンがいるようだ。10月30日にテレビ朝日フィギュアスケート公式Twitter（@figureskate5ch）にアップされて話題を呼んだのが、加藤アナがスケート女王のエフゲニア・メドベージェワ選手に『ユーリ』のクリアファイルを渡す様子。メドベージェワ選手の推しは同じロシアのヴィクトルで、心底嬉しそうにクリアファイルを受け取るメドベージェワ選手の姿が。

　この様子には「だから、早くグランプリシリーズとユーリのコラボをと…！」「ユーリの振付してるのも、実際にフィギュアのスケートやってる人だし絶対にかけ合わせたら最高のエンターテイメントができるはず」などと話題になり、『ユーリ』とフィギュアスケート界のコラボへの熱望の声も高まっていた。

　実際のフィギュアスケートとの関わりも多いアニメ『ユーリ』。いつの日か、氷上で共に舞うヴィクトルと高橋の姿を見ることができるかもしれない。