公開9週目の『君の名は。』、人気“加速”でV9!! 『ポニョ』を抜き『もののけ姫』『ハウル』超えも!?【週末映画興行成績】

1610_eigakasoku.jpg『君の名は。』公式サイトより。

 10月22日~10月23日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 今週も一位を獲得したのは『君の名は。』。これで初登場よりなんと9週連続で首位キープを達成。土日2日間では動員36万人、興収4億7,600万円を記録し、累計では興収164億円を突破した。これにより、宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』の興収155億円を抜いて、邦画アニメーション歴代4位、邦画全体でも歴代9位になった。

 さらに驚くべきことに、『君の名は。』の週末興収は9週目にも関わらず前週の4億6,800万円よりアップしているということ。これには「本物は加速をするな」「ここにきて勢い増すって半端ないな」「どんどん記録を更新していくぞ」と驚きの声が上がっている。この勢いが続けば、興収193億円の『もののけ姫』、興収196億円の『ハウルの動く城』を、いよいよ本気で視界に入ってきた。

 2位には初登場の『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』がランクイン。土日2日間で動員9万9,000人、興収1億4,100万円をあげた。こちらは興収10億円も狙える順調なスタートとなっているが、数字だけ見ると初登場の興収が9週目の『君の名は。』の約三分の一以下になっている。

 この現状には「他がクソすぎて『君の名は。』しか見る物が無いからな」「君の名は、面白かったし他の映画も見ようと思ったけど他に面白い映画なさそう」と、“ライバル不在”の状態が『君の名は。』の記録を加速させているとの声もちらほらある。だが、今週末よりは超話題作『デスノート Light up the NEW world』が公開される。実写版『デスノート』の映画といえば、二部作の一作目『デスノート』が興収28億5,000万円、二作目『デスノート the Last name』が52億円、スピンオフ作品『L change the WorLd』が31億円という大ヒットを記録しているので、遂に『君の名は。』にライバルとなる作品が現れるのかもしれない。果たして『デスノート』は『君の名は。』の10週連続首位を阻止するのだろうか。

 その後ランキングは3位に『何者』、4位に初登場の『スター・トレック BEYOND』、そして5位にはウッチャンナンチャンの内村光良監督作品『金メダル男』が最終興収5億円を見込めるペースで初登場でランクインした。同作は内村とHey! Say! JUMPの知念侑李のW主演作品だが、キャストは他にも木村多江、ムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、笑福亭鶴瓶、大泉洋、竹中直人、長澤まさみ、ユースケ・サンタマリア、高嶋政宏、温水洋一など超豪華布陣。「ちょい役に大物使えるのがウッチャンの人望を表してる」「ウッチャンだからこそのこのメンバーだな」と内村に賛辞が寄せられている。

 その後は6位に『ジェイソン・ボーン』、7位に『HiGH&LOW THE RED RAIN』、8位に『映画 聲の形』、9位に『ハドソン川の奇跡』、10位に『GANTZ:O』となった。『GANTZ:O』にはプロサッカー選手・遠藤保仁、アートディレクター・片塰満則、脚本家・佐藤大、アニメーション監督・瀬下寛之、吉平直弘、プロデューサー・守屋秀樹、漫画家・ONEなどからも絶賛のコメントが寄せられ、鑑賞者からの満足度も非常に高い。口コミの力で今後もなんとかランキング圏内に踏みとどまりたいところだ。

 だが今週末からは前述の『デスノート Light up the NEW world』のほか、トム・ハンクス主演作『インフェルノ』、大人気アニメの劇場版『映画 魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』などの話題作が公開されるため、ランキングの変動は間違いなし。注目だ。

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