「KH1.5、KH2.5の後が、なぜに2.8?」最新作『キングダムハーツHD2.8ファイナルチャプタープロローグ』発売日決定も“2.8”の意味が難解すぎる

1609_king.jpgYouTube『キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ』より。

 大人気ゲーム『キングダムハーツ』シリーズ(スクウェア・エニックス)の最新作『キングダムハーツHD2.8ファイナルチャプタープロローグ』(以下、『KH2.8』)の発売日が来年の1月12日になったことが発表された。これには喜びの声が上がったものの、「2.8ってなんだよ」「去年のインタビューで2.8について説明しているが、意味不明」と物議をかもしている。

『キングダムハーツ』シリーズのディレクターを手掛ける野村哲也は、同シリーズの公式Twitter(@_KINGDOMHEARTS)で「『KINGDOM HEARTS2.8』の発売日が発表されました。本日の情報解禁に合わせて自分からコメントを添えさせて頂きます。是非こちらもご覧下さい」とのコメントと共に文章が書かれた画像を添付。その内容は「発売日が近接タイトルとの調整により、16年12月の発売予定から、17年1月12日(日本)となってしまいました。年内の発売を楽しみに待って下さっていた皆様、本当に申し訳ございません」と発売延期の謝罪から始まっている。

 加えて『KH2.8』に収録される作品『キングダム ハーツ 0.2 バース バイ スリープ -フラグメンタリー パッセージ-』(以下、『KH0.2』)のオープニングテーマが、宇多田ヒカルが自身の楽曲『光』を新たにアレンジしたものであること、『KH2.8』の最終作業が順調に進んでいることなどを綴り、ファンの期待を煽っている。

『KH2.8』には『KH0.2』のほか、『キングダム ハーツ キー バックカバー』(以下、『KHXバックカバー』)、『キングダム ハーツ ドリーム ドロップ ディスタンス HD』(以下、『KHDDD』)の合計3本が収録される。『KH0.2』では完全新作ストーリーが描かれ、『KHXバックカバー』は過去に販売されたPCブラウザ向けの『キングダムハーツ X(キー)』と、スマホ向けアプリ『キングダム ハーツ アンチェインド X(キー)』の裏側を描いた映像作品となっている。

 さらに『KHDDD』は12年に発売された『キングダムハーツ3D』に大幅な改修を加えたリマスターリメイクとなっており、今後発売予定の『キングダムハーツ3』の雰囲気を先取りできる内容だという。この充実ぶりに「ああ~待ち遠しいのです(´・Д・)!」「来年に延期はしんどいが、楽しみのほうが大きいな」と期待の声が上がっている。

 しかし一方では「KH1.5、KH2.5の後が、なぜに2.8?」「2.8とか中途半端な数字、アップデートみたいだな」といったタイトルに対する疑問の声が。このタイトルについては昨年、WEBサイト『ファミ通.COM』のインタビューで野村が説明している。野村いわく、“2.8”にはいくつかの意味を含んでいるそうだが、『KHDDD』は前作のHD作品にあたる『キングダムハーツHD2.5リミックス』ののちの作品である“2.6”とまず考え、『キングダムハーツ X(キー)』『キングダム ハーツ アンチェインド X(キー)』に続く『KHXバックカバー』は“Xシリーズ”ということで「ソラ不在の“0”と考えている」とのこと。

 そして『KH0.2』はそのまま“0.2”と考えているため2.6+0+2で“2.8”という数字が出てきたという。このわかるような、わからないような説明には「ポカーー( ゚Д゚)ーーン」「宇宙語ですか??」「意味がサパーリわからない」「俺にはわかるよ、つまり…ああ、なんだか親知らずが痛いなぁ」と、あまり理解されていないようだ。

 新作が発売されるたびに「話が難しい」など、微妙に混乱を招いている『キングダムハーツ』。“2.8”についても難解な説明により謎が深まり物議をかもしているが、作品自体は根強いファンも多く、今回も大きな期待の声が上がっているのは事実。細かいことは気にせず、ゲームを楽しむのがいいかもしれない。

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