名作『ダライアス』がPS4で遊べるように 「GAMESIDE」の後継誌も見逃せない【ざっくりゲームニュース】

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名作『ダライアス』がPS4で遊べるように  「GAMESIDE」の後継誌も見逃せない【ざっくりゲームニュース】の画像1「アーケードアーカイブス」公式サイトより。

 株式会社ハムスターが運営するPS4専用配信タイトル「アーケードアーカイブス」にて、株式会社タイトーのシューティングゲーム『ダライアス』の配信がスタートした。「アーケードアーカイブス」とは、80年代・90年代のアーケードゲームをPS4向けにダウンロード販売するサービスで、これまでも『グラディウス』や『熱血硬派くにおくん』といった名作ゲームを40タイトル以上配信している。今週26日に配信開始となった『ダライアス』は、1986年にタイトーが発売した横スクロールシューティング。3つのモニターを横並びに連結させた画面や、ボディソニックを内蔵したベンチシートなど、当時のゲームセンターで強烈な存在感を放っていた専用筐体は、今でもアーケードゲームファンの語り草となっている。

 今回配信されたアーケードアーカイブス版には、初期バージョンのほかに、難易度調整が施された「EXTRA VERSION」も収録。さらに、画面のズレや継ぎ目を調整するマニアックなオプションも特別に用意されており、アーケード筐体の環境を再現できると当時のファンからは歓喜の声が上がっている。今年30周年を迎え、1月にはシリーズ最新作『ダライアスバースト クロニクルセイバーズ』がPS Vita/PS4/Windows向けに発売されるなど、今なお根強い人気を持つ『ダライアス』シリーズだが、今回の配信を機に原点に立ち返ってみるのも良いかもしれない。

 続いても、タイトーの名作シューティングに関連したニュースをお届けしよう。徳間書店より今週26日に創刊号が発売されたゲーム誌「GAMEgene」にて、『レイフォース』をはじめとする『レイ』シリーズの特集が行われた。『レイ』シリーズといえば、『ダライアス』シリーズと双璧をなす人気を博したタイトーのアーケードシューティングで、当時画期的だったロックオンシステムをはじめ、SF的世界観を背景にしたストーリー、重厚かつ神秘的なBGMなどが高い評価を得ている。「GAMEgene」では、その魅力が大々的に紹介されているほか、開発者6名による“超ロング座談会”も収録されており、当時を振り返る興味深い内容になっているため、気になる人はぜひとも手にとってみよう。

 このたび創刊となった「GAMEgene」は、1996年創刊のレトロゲーム専門誌「ユーズド・ゲームズ」及び、その誌名から変更して刊行されるも2015年に休刊となった「GAMESIDE」の主要編集メンバーが再集結して制作されたゲーム誌で、まさに「GAMESIDE」の後継誌と言ってよいだろう。「GAMEgene」Vol.1では、巻頭の『レイ』シリーズ特集以外にも、ジャレコの音楽ゲーム特集や、愛知県にある「天野ゲーム博物館」の館長へのインタビューなど、読み応えのある企画が満載となっている。たまには紙媒体で、じっくりとゲームの魅力に触れてみてはいかがだろうか。また、本誌は不定期刊行ではあるが、Vol.2は今年11月を予定しているとのこと。レトロゲームだけでなく、同人、スマホ、アナログゲームなど、全世代オールジャンルを扱っていくとのことで、今後の内容にも期待したい。

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイト・参考サイトは以下より
・「アーケードアーカイブス」公式サイト
http://www.hamster.co.jp/arcadearchives/
・「GAMEgene」編集部公式Twitterアカウント
https://twitter.com/gamegene_books

GAMEgene Vol.1 (ゲーム・ジーン)

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この出版不況に復刊というのはうれしいところ

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