『卵巣姦で悶絶排卵アクメ!』卵巣はチ×ポか×玉か?ハイレベル過ぎるアンソロジー

 さすがにハイレベル過ぎじゃないか?

 次々と、前人未踏のフェティシズムを開発しているキルタイムコミュニケーションだが、新刊アンソロジー『卵巣姦で悶絶排卵アクメ!』は、レベルが高すぎて、どう興奮すればよいのか、まずはじっくりと読み込まなくては理解し難い一冊である。

 これまで人類の培った経験によって、子宮そのものが犯されて快感を得る子宮姦については、既に多くの人が理解するに至っている。

 とはいえ、子宮は膣から繋がっているからドクドクと精液が流し込まれても、肉棒で直接犯されても、まだ理解はできる。その奥にある卵巣となると、いったいどうやって犯すんだ……?

 その困難な命題を、今回も総勢5名のマンガ家が知恵を振り絞って描いている。

 いや、そもそもが、キルタイムコミュニケーションのアンソロで執筆しているマンガ家は、相当妄想力を鍛えられる仕事をしているよなと尊敬せざるを得ない。

 というわけで、じっくりと読んでみて、ようやく卵巣姦とはどういうものかが明らかになってくる。

 冒頭の収録作・雛瀬あや「その匣は開かれるのを待っている」は、ヒロインが機械の子どもを孕むために、機械姦され続けるストーリー。ここでは、膣から奥深く管で直接卵巣に卵子を注入されると、卵巣部分が勃起状態になり内から外から弄ばれるという展開に。なんだかよくわからんが、卵巣に卵子を注入されたり、外から電撃を加えられたりすると、絶頂してしまう展開に。どう見ても「考えるな、感じるんだ」的な強引さなのに、どうも卵巣を犯されると気持ちいいんじゃないかという気になってくる。ちなみ、巻末の作者コメントによると雛瀬氏は、病院で腹部エコーをやったときに、同じような感覚を得たんだとか。なるほど、卵巣姦=腹部エコーの感覚なのか。うん、腹部エコーの検査を受けたことがないから、まったくわからん。

 ともあれ、卵巣も快感を感じると男性器のように勃起して体外からも一目瞭然。かつ、超気持ちいいというのが、卵巣姦の基本的なお約束のよう。ところが、李星「魔族異常繁殖~狙われた戦乙女の卵巣~」では、その勃起した卵巣をヒロインが「戦乙女の金玉で快感を味わって下さいよ」と嬲られる。なるほど、どうも卵巣には男性器よりも多くの快感と機能があるようだ。この作品ではヒロインが「魔物卵子が強制排卵される」とアヘるシーンもあり、勃起した卵巣は絞られると、これまた快感であることを読者にレクチャーしてくれるのである。

 ともかく、お題がお題だけにファンタジーやSF作品が多めなのだが、その中で、ジンナイ「コウノトリはどこから来る?」は、人妻が針治療で卵巣アクメを開発されてしまう展開に。これまた、特殊すぎて卵巣姦とはなにかを考える機会を与えてくれるだろう。

 これまで子宮姦どころか子宮脱姦まで描いてきたキルタイムコミュニケーションの新たな挑戦。しかし、これで興奮する人は日本にどのくらいいるんだろうな?
(文=ピーラー・ホラ)

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