佐賀県とのコラボは2014年から3回目。市川は「色んな会社さんとコラボさせていただくんですが、情熱的な方が多くて佐賀の人たちと作れたのは良い記念になったなと思いました」、河津は「良い意味で佐賀県はコンパクトで集中してやれますね。九州人は『俺が俺が』ってとこがあるんですけど(笑)」と、今回も好感触を得たようだ。
一方「キングダム展 in 佐賀」の会見では、同じくセレモニーに出席したマンガ原作者の原泰久とオフィシャルサポーターのケンドーコバヤシが登壇。
原は「全部面白いと思ったんですけど、ネームと絵が同時に展示してあるところがあるんですね。この時こんなアレンジしてたんだとか、思い出したり思い出せなかったりするんですけど面白かったです」と、展示会の様子に改めて感心していた。
原はセレモニーでも語っていたパネルの件についても言及。「最後の方にパネルが並べてあるところがあるんですね。平面にプリントしてあるんじゃなくて、パネルを重ねて展示してるところがあるんですよ。パネルの厚みが出てて、引きで見ると立体的に見えてすごく効果が出てるんで、そこだけ長時間見入っちゃいましたね」と、すっかり魅了されていた。
気になる今後のマンガの展開について問われると、原は「あくまで今の段階での予想なんですけど、ドラマとしては長く描かないです。武力統一して、その結果まで拾わないといけないので。決められない答えを出せたらいいなと思います」と答えた。
基山町出身の原は大学卒業後、福岡で会社勤めをしながらマンガ家デビューしたという。「東京に行く前に半ば決めてたことなんです。奥さんと『子供が小学校に上がる前に引っ越せたらいいね』って話してたんで」と原。一昨年の春、また福岡に戻って執筆を続けている。
最後に九州の魅力を聞かれた原は「食べ物がおいしいとか水がおいしいとかあるんですけど、何かゆったりしてる感じとか色々と歴史深いところとかありますし、何でも揃ってるのかなぁと思いますね」と、会見を終えた。
(取材・文/真狩祐志)
■「キングダム展 in 佐賀」
http://www.pref.saga.lg.jp/sy-contents/kingdom-saga/
■「ロマンシング佐賀3」
https://romasaga3.jp/
佐賀県「キングダム展」「ロマサガ展」の見どころとは? 「これだけ大きい美術館だと映える」「パネルの厚みが立体的に出てる」のページです。おたぽるは、イベント情報・レポ、マンガ&ラノベ、キングダム、原泰久、ケンドーコバヤシ、キングダム展 in 佐賀、ロマンシング・サガ、ロマンシング佐賀展、佐賀県立美術館、小林智美の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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