佐賀県「キングダム展」「ロマサガ展」の見どころとは? 「これだけ大きい美術館だと映える」「パネルの厚みが立体的に出てる」

 7月30日に佐賀県立美術館にて開幕した「キングダム展 in 佐賀」「ロマンシング佐賀展」。華々しいオープニングセレモニー(記事参照)に続いて、記者会見も行われた。

sagaop21.jpg写真:佐賀県立美術館エントランスにて

「ロマンシング佐賀展」の会見では、セレモニーに出席したキャラクターデザイナーの小林智美とエグゼクティブプロデューサーの河津秋敏に、プロデューサーの市川雅統が加わった。

sagaop22.jpg写真:左から市川雅統、小林智美、河津秋敏

「ロマンシング佐賀」の特色は、今年も開発された商品にある。「『佐賀丸 焼のり』のデザインはウチの会社(スクウェア・エニックス)でも評判で、面白いものができたなと思います」と市川。さらに「ブラックモンブランとのコラボだと『ゆきだるま』トイウ(ゲーム内の)キャラクターがいて、良い感じに仕上がってるんじゃないかと」と続けた。

 小林も「私も昨日初めて『焼のり』を見て『これはいいな』と(笑)。あと『佐賀風呂 湯上がりサイダー』も飲み終わったらビンが花瓶になるりそうですよね」と喜んでいた。

 また展示に関して、市川は「県立美術館は外からしか見たことがなかったのですが驚きました。(中が)すごく広くて綺麗で、イラストが美しく映えているのが印象的でした」、小林は「他に開発資料とかあるのかと思ったら、ほとんど自分の絵だったのでビックリしてたんですけど、すごく映えているんじゃないかな」と感嘆した様子だった。

sagaop23.jpg写真:佐賀と言えばバルーンフェスタも有名。ちなみに裏側は「閃き」の趣向。

 続いて河津も「いつも自分は完成品をチラッと見るだけなんですが、今回ジックリ近くで、しかも生で見ることができて、貴重なんじゃないかなと思います」と太鼓判を押した。

 展示の見どころの1つである、開発中のシリーズ最新作『サガ スカーレット グレイス』に登場するファイアブリンガーについても市川は「あれだけ大きい絵も、これだけ大きい美術館だと映えるなと」と目を細めた。

 そして小林は「アルシュっていうフランスの紙を使ってるんですけど、特大サイズを買うと画材屋さんの紙袋に入らないんですよ。巻物のようにして描かなきゃいけないのかなと想像しました」と、描いた当時の状況を明かした。

佐賀県「キングダム展」「ロマサガ展」の見どころとは? 「これだけ大きい美術館だと映える」「パネルの厚みが立体的に出てる」のページです。おたぽるは、イベント情報・レポマンガ&ラノベの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!