続いて『サガ』シリーズのキャラクターデザイナー・小林智美が登壇。「今日は朝早くから足を運んで頂いてありがとうございました。私は幼稚園ぐらいの頃から絵を描くのが好きでずっと描いてきまして、例に漏れずコミックマーケット出身なんですけども、商業誌で作品を描き始めて今年で32年目になります」と画業を述懐。
サガシリーズについては「27年前に出会いまして、それからずっと描かせていただいています。キャラクターの数が多いものですから、なかなか大変で色々と思い出深いものがたくさんあります」と振り返った。
小林は過去2年のコラボについても「ぶっつけで有田焼の絵付けをさせてもらったんですよ。六本木で第1回をやった時にたくさんの人に足を運んでもらって、原画も展示していただいて、とてもうれしく思いました。去年は唐津線でラッピング列車が走って、よもや自分の絵が電車にプリントされるなんてのは思いもよらなかったものですから、本当に嬉しく思いました。これもユーザーの皆様と佐賀県民の皆様のお陰です」と感謝した。
主にイメージイラストを出展した今回は、過去最高の展示数になっているという。「私はアナログで絵を描いているんですが、ベースが水彩で、ガッシュとコピックとアクリルと日本画の顔料とポスターカラーを合わせながら使っているので、世界に1枚しかない水彩なタッチを感じていただけたらと思います」と見どころを話した。
気になる最新の絵は、開発中のシリーズ最新作『サガ スカーレット グレイス』に登場するファイアブリンガー。もちろん初展示となるので必見だ。
最後は「キングダム展 in 佐賀」のオフィシャルサポーターに任命されているケンドーコバヤシが「お招き頂いて本当にありがとうございます!」と登場。ケンコバは「1巻だけ買って帰ったんですよ。そしたらむちゃくちゃ面白いじゃないかって。真夜中だったんですけどね、本当にもう大人の贅沢というか、タクシーに乗り込みまして、24時間営業のお店で続きを全部買って読んでしまいました」と、『キングダム』との出会いを熱弁。
さらに「もう本当にマンガが好きで小さい頃から読んでいて、引っ越し先にも常に本棚を買い足してマンガを並べるんですけども、こんな作品は今までで初めてなんじゃないかと未だに思うんですけどね」とケンコバ。「皆さんも大好きな方々が来られてると思うんで、ぜひ今日は楽しんでください!」と締めくくった。
「キングダム展 in 佐賀」「ロマンシング佐賀展」の会期は9月4日まで。なお「ロマンシング佐賀展」はコラボ第3弾「ロマンシング佐賀3」の一環で、今年のメインエリア・嬉野市では『サガ フロンティア』にちなんだ「佐賀風呂」も展開している。
(取材・文/真狩祐志)
■「キングダム展 in 佐賀」
http://www.pref.saga.lg.jp/sy-contents/kingdom-saga/
「ロマンシング佐賀3」
https://romasaga3.jp/
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