【『おもちゃショー2016』レポート】『プリパラ』に“12歳。”の気になるデータ!?　『ヒロアカ』へ『ガンダムX』のシンパシ

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　そのALSデモンストレーションのため、山手線を約20平方メートル使って再現。タカラトミー初というレベルの広さに挑戦したらしいが、これ組んだ人は気が狂いそうになったんじゃないかと、よく分からなくても熱意が伝わってくるような迫力に見入ってしまう。いつか、日本の鉄道全線をプラレールで再現する人も出てきたりして……なんて想像も膨らみつつ、アニメ『迷家』で美影ユラ（声：長谷川芳明）というキャラクターが電車模型のイベントで大失敗するというエピソードも見ただけに、こちらは成功した後といったところだろう。

ショウワノートブースより「着れちゃう！ダンボール」

　いろいろ見て回ったが、やはり最新技術の進化を追う感じになった。しかし、そのなかで、いままでありそうでなく、キラリと光っていたのが、ショウワノートブースの子供向け甲冑工作キット『着れちゃう！ダンボール』。

“体験できる文具”をコンセプトに、三日月型の兜と青さが印象的な伊達政宗、六文銭の兜と赤揃えが目を引く真田幸村の2種類の甲冑が展示。のり・ハサミ・着色不要なうえ、各2,480円（税抜）で買えてしまうというリーズナブルさ（ちなみに大人用は2,980円だそうだ）。それでいて、安っぽさも感じないし、思わず足を止めてしまう方も多数で、外国人記者も取材していったのだとか。これ『真田丸』ごっこや、ハロウィンとかも楽しめそう。おもちゃの原点はワクワクするようなアイデアを、ちゃんと形にしたものだというのを再認識させられた瞬間でもあった。
（取材／ティエリア88）

 
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