池田秀一も「これ言ったらあかんやつ」と『THE ORIGIN』フライング発表に関係者真っ青!? 　過去にはスタッフ激怒の舞台裏も

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「このイベントにも出席していた安彦総監督は、『全体を描かないとダメなんだと。映像でも描き切らないとダメなんだと思いました』と、暗に『THE ORIGIN』すべてを映像化したいとも取れる発言をしたそうなんです。しかし、これを聞いていた主要スタッフがこの発言に激怒。後に関係は修復されたそうですけど、舞台裏は大変だったみたいです」

“暴走老人”とも受け取られかねない言動を見せた安彦総監督。だが、もともと安彦総監督といえば、1960年代の学生運動で世間の荒波に揉まれたり、悪名とともに『宇宙戦艦ヤマト』で日本のアニメ界に大きな影響を及ぼした故・西崎義展プロデューサーといった曲者とも渡り合ったキャリアの持ち主。さらに自身が描くマンガでも、狡猾な人物の描写も秀逸とファンから喜ばれていたりと、策略家な一面も持つクリエーターだ。

　今回のことも単なる暴走ではなく、事情を分かった上で、製作委員会の事情やスタッフ側よりファンが喜ぶことを優先した結果の、リップサービスだったのかもしれない。関係者を怒らせようが、ファンを楽しませてくれる安彦総監督が手がける作品、言動にはこれからも注目したい。

 
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